WOWOW、2026年に向けた大規模組織改定を実施
2026年4月1日付で実施される組織改定と人事異動の詳細が、株式会社WOWOWより発表されました。これにより、同社は既存の放送サービスと新たに展開する配信サービスの両方に対応できる体制を整えることを目指しています。
組織改定の主な方向性
今回の組織改定は、(1)放送と新しい配信サービスの共存、(2)コンテンツの収益化の向上、(3)ITおよび経営基盤の強化といった基本方針に基づいています。
1. 二重の経営管理体制
メディアサービス事業局が放送サービスの収益の最大化を担い、メディアサービス部がその運営を行う役割を持ちます。一方で、新たに設立されるデジタル基盤事業局は、配信サービスの立ち上げと成長を担当し、さまざまな新サービスやEC事業を含む部門が統括されます。この体制により、WOWOWは既存サービスとの効率的な融合を図ります。
2. コンテンツの戦略的収益化
コンテンツ事業戦略局が設立され、コンテンツの収益力を向上させるための戦略を立案します。これには、協賛やライツビジネスなど、収益化の手法が含まれます。また、コンテンツプロデュース局も新たに設けられ、ドラマや映画のプロデュースを通じて顧客体験の向上を目指しています。
3. IT基盤と経営基盤の強化
デジタル戦略局は、経営管理局と経理局を統合し、全社でのIT基盤の強化を進めることになりました。これにより、AI技術の活用を通じてDX(デジタルトランスフォーメーション)の迅速化を図り、部署内でのメンバー配置の柔軟性を高め、課題解決に軽快に応じられるような体制を整えます。
組織改定の意義
この大規模な組織改定は、WOWOWが将来の成長に向けての一歩となるものです。デジタルコンテンツの市場は日々進化している中で、WOWOWはこの変化に対処するため、安定した収益基盤を確保し、さらなるサービスの拡充を目指しているのです。新しい組織体制が、これからのWOWOWにどのような変化をもたらすのか、今後の動向に注目です。
この組織改定を通じて、WOWOWが顧客体験を大幅に向上させ、新しい時代に即したサービスを提供していくことを期待しています。