横尾忠則が描く音楽とアートの交差点、代官山で展覧会開催！

代官山の蔦屋書店は、2025年9月15日から9月30日まで、「横尾忠則のレコードジャケットの世界― アートピースとして出会う展示販売会 ―」を開催します。本展は、アナログレコード専門店Face Recordsと共に、横尾忠則がデザインを手がけたレコードの数々を厳選し、アートとしての魅力を感じられる機会です。

横尾忠則は日本の現代美術の巨匠として名高く、そのジャケットアートは単なる音楽パッケージではなく、時代のエネルギーと精神性を反映しています。1960年代のポップ・サイケデリックな作品、1970年代のコラージュ、1980年代以降の絵画的表現など、彼の変遷を示す100点以上のコレクションが並ぶ場となり、音楽とアートの有機的な結びつきを体感できます。

本展は「大人のための文化の発信基地」として企画されており、来場者には身近な存在であるレコードジャケットに潜むアートの魅力を再発見することを目的としています。時代背景や社会の空気感が共有されることで、来場者の感じる「視覚体験」は一層豊かなものとなるでしょう。

特に、横尾忠則の象徴的モチーフ「Y字路」の誕生25周年を記念して、最新刊や関連グッズも販売予定です。『僕のY字路 Painting』や『僕とY字路 Photograph』などの書籍に加え、超大型A2サイズの作品集『TADANORI YOKOO Masterworks 1960s-70s』も登場します。この機会に、横尾忠則のユニークな世界観を多角的に楽しむことができます。

さらに、9月18日には「横尾忠則とレコードジャケットの魅力」をテーマにしたトークイベントも開催されます。このイベントには豪華なゲストが登壇し、音楽とアートの関係について語る予定です。参加は無料で、予約不要ですので、興味のある方はぜひご参加ください。

横尾忠則の作品は、ただ単に視覚的美しさだけでなく、音楽と文化、社会との深い関わりを反映しています。音楽は文化や時代の空気を映し出す力を持ち、私たちにとって非常に重要な存在です。今回の展示を通じて、アートの楽しさを感じ、音楽への新たな興味を引き起こすきっかけになることを期待しています。まずは目で、感覚で音楽の世界に触れてみましょう。

イベント概要

名称: 横尾忠則のレコードジャケットの世界― アートピースとして出会う展示販売会 ―
日程: 2025年9月15日（月・祝）～9月30日（火）
（9月24日（水）、25日（木）は別イベントのため非開場）
時間: 11:00～22:00
場所: 代官山蔦屋書店 2号館2階 Anjin
主催: 代官山蔦屋書店
共催: FTF株式会社（Face Records）
協力: 株式会社トゥーヴァージンズ
お問い合わせ先: Tel.03-3770-2525
URL: 代官山蔦屋書店

代官山蔦屋書店は「大人のための文化の牙城」をコンセプトに、成熟した感性を持つ大人たちに向けた独自の提案を行っています。文化的な体験を通じて、より豊かな時間をあなたに提供することでしょう。