「風と光のアート 鈴木英人の世界展」が豊橋で開催!
2023年11月1日から11月30日まで、豊橋市美術博物館にて「風と光のアート 鈴木英人の世界展」が開催されます。この展覧会は、イラストレーター鈴木英人がデビューから45周年を迎えることを記念したもので、過去最大規模の個展となります。
鈴木英人は、1980年代にアメリカのリゾートシーンを描くことで一世を風靡し、透明感のある色彩と独特のタッチで表現した作品が多くの人々に愛されてきました。特に、山下達郎のLP『FOR YOU』のジャケットや、ラジオ雑誌『FM STATION』のカバーイラストなどは、80~90年代の青春時代を彩った名作です。彼の作品は、幅広い世代に親しまれており、さまざまなメディアで目にすることができます。
展示内容と新作の公開
本展では、鈴木英人の往年の作品に加えて、このために制作された新作も初公開されます。「双炎の碧き城」や「終わりなき日々」といった豊橋を題材にした作品は、彼の鮮明な色彩と独特なスタイルで描かれています。これらは、豊橋という身近な風景を新鮮に感じさせてくれること間違いなしです。
さらに、約300点の原画や版画、グッズが展示され、未公開作品も多数含まれています。特別協賛として、地元企業が支援に名を連ねており、地域への密接な関係を感じさせる展覧会となっています。
鈴木英人の来場とイベント情報
展覧会期間中には、鈴木英人本人も来場します。図録購入者限定のサイン会やトークショーも予定されており、ファンには貴重な機会となります。具体的な日程は以下の通りです。
- 11月1日(土)13:00-14:00 / 15:00-16:00
- 11月16日(日)サイン会13:00-14:00
- 11月16日(日)11:00-12:00
サイン会には、図録を購入した方のみが参加できますので、ぜひお早めに図録を手に入れてください。
鈴木英人とは?
鈴木英人は1948年に福岡県で生まれ、1971年から広告デザインに携わった後、1980年にイラストレーターとしてデビューしました。山下達郎のレコードジャケットや教育教材の表紙など、数多くの著名な作品を手がけてきました。1985年には、リトグラフ作品30点を東京と大阪で同時に発表し、現代アート作家としての地位を築きました。現在、神奈川県逗子市に在住し、今もなお新たな作品を発表し続けています。
ぜひ、この機会に鈴木英人の魅力あふれる作品を直接楽しんでみてはいかがでしょうか。