大人の教養誌『サライ』が贈る特別号、国宝祭りの魅力を徹底解説！

大人の教養誌『サライ』最新号の魅力

大人のための文化・教養誌『サライ』の最新号、2025年6月号が5月9日に発売されます。この特集号では、日本の美の至宝である「国宝」祭りがテーマとなっており、全国の主要都市で展開される特別展を通じて、国宝の魅力を深く掘り下げていきます。

全国の国宝を一挙鑑賞

今年、大阪・関西万博が開催されていることもあり、京都、奈良、大阪の国立博物館や美術館において、歴史的な国宝が一堂に会する大規模な展覧会が進行中です。約260点の国宝が集結するこのイベントは、まさに美術愛好家にとっての夢の舞台。特別号では、これら国宝の数々を手元でじっくり観賞することができ、実物を観ることで新たな発見が得られます。

特別付録で観る国宝

特別号には、驚くべき特別付録が2種類同封されています。ひとつは、長さ約76cmの引き出し付録で、狩野永徳作の『檜図屏風』や、原寸サイズの『七星剣』『太刀銘則房』などが掲載されています。もうひとつは観音開きの付録で、法隆寺金堂の内陣を詳しく解説。付録一つ一つが、国宝に隠された歴史や物語を知る手助けをしてくれます。

国宝の深層に迫る特集

特集の中では、国宝に込められた祈りや技術を深く掘り下げています。例えば、仏教の深い教義を表現した観音菩薩像や、美しい蒔絵の施された硯箱といった美術品を通じて、国宝の背後にある物語や精神を感じ取ることができます。また、彫刻、絵画、工芸、書道の技術に焦点を当て、非常に高い技術が展開されている国宝の数々を詳細に見ていくことができます。

国宝を感じるイベント

「踊る国宝」「かわいい国宝」「こわい国宝」「煌めく国宝」というテーマをもとに、多様なアプローチで国宝を紹介します。おどけた表情の菩薩像や、楽しげな埴輪、恐ろしい地獄絵図、さらには曜変天目茶碗の複雑な美しさまで、さまざまな側面から国宝の美を堪能できます。

国宝に触れる原寸大体験

特別号では、国宝として名高い『金印「漢委奴國王」』や、日本で最小の国宝仏『薬師如来坐像』が原寸大で紹介されており、実際の大きさを把握することで、国宝理解が一歩深まります。

島旅特集も見逃せない

また、この号では日本の離島を巡る特集もあり、多くの魅力的な地域文化が詰まっています。島旅作家・斎藤潤氏の訪問記を読みながら、五島列島や八重山諸島の自然や歴史を楽しむことができます。

安藤忠雄インタビュー

さらに、特別インタビューとして著名な建築家安藤忠雄氏の言葉も収められています。彼がどのようにして独自の建築を確立し、それに込められたメッセージについて、たっぷりと語られています。

この特別号には、国宝から離島の魅力まで、多くの文化的要素が凝縮されています。『サライ』を手に取って、日本の素晴らしい文化を再発見し、自らの視野を広げてみてはいかがでしょうか。