本好き必見！松岡正剛の郷読と多読を体感する二大ブックフェス開催

本の祭典が11月に東京と福岡で開催

本を読むことが新たな楽しみに変わる「本の祭典」が、2025年11月に東京と福岡で行われます。主催はイシス編集学校、校長は著名な編集工学者である松岡正剛が務めます。このイベントは、郷読と多読をテーマにし、様々なプログラムが展開される予定です。

福岡での「郷読」イベント

福岡では、11月2日にイシス編集学校九州支所が20周年を迎えることを記念したイベントが開催されます。このイベントでは、地域文化をテーマにしたトークセッションや新刊書籍の発売が行われます。参加者は、地元の文化を深く理解し、本を通じて地域を活性化する「郷読」の重要性について語られます。

約一千冊の書籍が収められた「九天玄氣組」の特別書籍、Qten Genki Book『九』も販売される予定です。この書籍は、九州の文化を読み解くための一冊として、松岡正剛の著作「千夜千冊」を基に構成されています。

トークセッションでは、田中優子氏や地元の出版社石風社代表の福元満治氏が参加し、九州文化の魅力について語ることになっています。地域を愛する多くの本好きが集まることが期待されています。

東京での「多読」に焦点を当てたイベント

さらに、東京では11月23日と24日に「別典祭」を開催します。場所は、松岡正剛が蔵書を展示する「本楼」です。このイベントは、「多読」をテーマにした斬新なブックフェスとなり、ブックマーケットやトークセッションを通じて、本の新しい価値を探ろうとする試みです。

「多読アレゴリア」と名付けられたクラブ文化を背景に、江戸、医療、音楽、写真など、様々なジャンルのクラブが参加し、複数のトークイベントや展示が行われます。特に、人気のポッドキャスト「ほんのれん」のライブ配信や、書店エディターによる古本市も注目ポイントです。

参加方法とその他の情報

どちらのイベントも、本に興味のある方であれば誰でも参加可能です。福岡のイベントは、アーカイブ付きのオンライン視聴も提供され、東京の「別典祭」は、イシス編集学校の受講生には特別料金が設定されています。興味がある方はぜひ参加して、新たな読書体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

本を通じて、これからの時代の文化に触れる2100年の未来に向けた新しい試みが始まります。まさに、本の可能性を広げるこの機会をお見逃しなく！