AIPEXが新会社へ
2025-09-16 13:44:59

AI監修プラットフォーム「AIPEX」がNTTドコモから独立し新たな一歩を踏み出す!

AI監修効率化プラットフォーム「AIPEX」が新たな挑戦を始動



2025年9月16日、株式会社AIPEX(東京都港区、代表取締役社長:大城 敦司)が、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)からスピンアウトし、新たな事業を開始しました。このAIを活用したIP(知的財産)監修効率化プラットフォーム「AIPEX」は、キャラクタービジネスの成長を支える重要なツールとして期待されています。

AIPEXの誕生背景


AIPEXは、ドコモの新規事業創出プログラム「docomo STARTUP®」を通じて生まれ、2024年度の同プログラムで金賞を受賞した実績があります。大城社長が中心となり、奥村康生、中里健也のメンバーと共に事業を推進しています。今回の事業開始に際し、ANOBAKA株式会社やCINCA株式会社、そしてドコモからの出資を受け、力強いサポートを得ました。

日本のキャラクタービジネスの現状と課題


日本のキャラクタービジネス市場は約2.7兆円という膨大な規模を誇ります。しかし、市場の成長に対して、IPのブランド価値を維持するための監修業務は、未だにアナログな手法に依存しているのが現状です。多くの依頼がメールや目視確認によって行われており、この非効率なプロセスが新たなライセンス展開の機会損失を生む要因となっています。このような課題を解決するために、AIPEXは新しい取り組みを開始しました。

AIPEXがもたらす革新


AIPEXでは、IPホルダー(版権元)とライセンシー(IP使用者)が一つのプラットフォーム上で監修業務を完結できるようにし、AI技術を活用して効率化と省略化を実現します。実証実験の結果、監修作業にかかる時間を平均で6割削減し、AIによる抜け漏れのない確認が可能となりました。これにより、コスト削減やガバナンス強化が図れ、IPビジネスの効率化に寄与します。

さらに、AIPEXは監修依頼を一元管理し、改善されたワークフローによって監修品質の均一化を図ることができるのです。これにより、担当者は単なるチェック作業から解放され、よりクリエイティブな業務に時間を振り向けることが可能になります。

今後の展望


AIPEXは、キャラクター、アニメ、漫画、ゲーム会社などへの導入を進め、ライセンスビジネスにおける標準的な監修インフラとしての地位を目指します。AIを駆使することで、キャラクタービジネスの成長をさらに加速させ、IP業界の未来を明るく切り開くことを目指しています。

結びに


NTTドコモからのスピンアウトという新たな挑戦に立ち向かうAIPEX。業界の変革を目指す若手起業家たちの情熱と革新が、エンターテインメントの未来をより豊かにすることでしょう。今後の進展が非常に楽しみです。


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