おにたろかっぱ受賞
2026-06-08 19:36:26

戌井昭人著『おにたろかっぱ』が河合隼雄物語賞を受賞!心温まる親子の物語

戌井昭人著『おにたろかっぱ』が河合隼雄物語賞を受賞!



2025年9月、戌井昭人の新作『おにたろかっぱ』が第14回河合隼雄物語賞を受賞した旨が発表されました。この賞は、人の心を支える優れた物語に贈るものであり、戌井氏の作品が高く評価されたことを示しています。

賞の意義と選考委員



河合隼雄物語賞は一般財団法人河合隼雄財団により主催され、人の心に寄り添う物語を表彰することに意義があります。この度の選考委員には岩宮恵子氏、小川洋子氏、松家仁之氏が名を連ねており、多くの優れた作品の中から《おにたろかっぱ》が選ばれたことに納得の声が寄せられています。

作品の概要



『おにたろかっぱ』は、海沿いの小さな家で3歳のタロが父ちゃん、母ちゃんと共に暮らしている様子を描いた物語です。タロには、ミュージシャンである父ちゃんや牛のぬいぐるみ「上田」が話し相手として登場します。業界の厳しい現実に直面しつつも、父ちゃんはタロを連れ、彼の最後の「どさまわり」に出かけます。旅の目的地は門司港から始まり、山口、広島、尾道、倉敷、そして京都へと続く壮大なストーリーが展開されます。彼らの成長を見守る中で、笑いや涙が詰まった親子のかけがえのない日々が描かれており、読者の心を打つ感動的な長編作品となっています。

受賞のコメント



戌井昭人氏は受賞の際、「おにたろかっぱ」との相性が良いと感じていたため、賞をいただけたことに対する喜びを示しました。彼の直筆でのメッセージには感謝の気持ちが込められています。

書誌情報



『おにたろかっぱ』の書籍情報は以下の通りです。
  • - 書名:『おにたろかっぱ』
  • - 著者:戌井昭人
  • - 発売日:2025年9月19日
  • - 判型:四六判並製
  • - 頁数:384頁
  • - 定価:2,860円(2,600円+税)
  • - ISBN:978-4-12-005790-8
  • - 装画・挿画:多田玲子
  • - 装丁:池田進吾(next door design)
  • - 初出:『読売新聞』夕刊 2024年2月26日〜2025年2月4日

作品情報に興味がある方は、こちらをご覧ください。

著者: 戌井昭人について



戌井昭人(いぬい・あきと)氏は1971年に東京で生まれました。文学座を経て、パフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」を立ち上げ、脚本や出演も手がけています。2009年には『まずいスープ』で芥川賞の候補に名を連ね、その後も何度か候補に上るも落選しています。2014年には『すっぽん心中』で川端康成文学賞、2016年には『のろい男 俳優・亀岡拓次』で野間文芸新人賞を受賞するなど、その talentを幅広く発揮し続けています。

著書には『さのよいよい』『壷の中にはなにもない』など、魅力的な作品が多数存在し、読者から熱い支持を得ています。彼の新たな挑戦として生まれた『おにたろかっぱ』がどのような影響を与えるのか、ますます楽しみです。

この作品が皆様の日常に幸せをもたらしてくれることを願っています。


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