『さよならジャバウォック』がキノベス2026にランクイン
日本のミステリー界を代表する作家、伊坂幸太郎の最新作『さよならジャバウォック』が、紀伊國屋書店の「キノベス!2026」ベスト30で第8位にランクインしました。この作品は、伊坂さんのデビュー25周年を記念した書き下ろしの長編ミステリーであり、多くの読者の期待を集めています。
物語は、衝撃的な一行から始まります。「夫は死んだ。死んでいる。私が殺したのだ。」これは、主人公が抱える切実な現実であり、同時に物語の核心をつかむ第一歩でもあります。結婚生活の中で、妊娠と夫の転勤を経て、夫の態度が一変し、暴力的な一面が見え始めます。耐え忍びつつ育てた息子との生活の終焉が、彼女をさらなる絶望へと導くのです。
そんな状況下に、予期せぬ再会が訪れます。大学時代の後輩である桂凍朗が突然現れ、「問題が起きていますよね?中に入れてください」と言い放ちます。この訪問が、主人公の運命をどう変えていくのか、謎と緊迫感が一層増していくのです。
読者の熱い反響
本作の冒頭に触れた人々からは、「あの1行には泣かされた」「霧が晴れるような思いもよらない結末が待っている」などの声が寄せられ、伊坂作品特有の緊迫感と深い感情表現に多くの読者が魅了されています。この作品は、単なるミステリーにとどまらない深淵な物語であり、思わず自分の感情と重ねてしまう部分が多く含まれています。
また、Xユーザーの投稿で『さよならジャバウォック』の書帯が路上に落ちているシーンが話題を呼び、そのドキリとした内容から様々な感想が投稿され、SNSでは半ばお祭り状態に。読者がこの作品に求める期待感は、ますます高まっています。
フェア開催予定
『さよならジャバウォック』を含む「キノベス!2026」に選ばれた本は、2月1日から紀伊國屋書店で特別フェアが開催されます。ミステリーの新たな扉を開くチャンスであり、興味がある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?不穏ながらも魅力的な世界への一歩を踏み出してみてください。
伊坂幸太郎の喜びの声
伊坂幸太郎氏は、ベスト30にランクインしたことに喜びを表し、「デビュー25周年ということで、力を入れていたので、キノベスのランクインはとても嬉しいです!励みになります。」とコメントを寄せています。その言葉からも、作品への真摯な思いが伝わってきます。
作品情報
『さよならジャバウォック』は、2025年10月22日に発売予定で、詳細や試し読みが特設サイトで公開されています。興味がある方はぜひアクセスして、物語の幕開けを楽しんでみてください!
伊坂幸太郎『さよならジャバウォック』特設サイト