メゾン マルジェラが奏でる新たな「Joy」
メゾン マルジェラは、2026年春夏コレクションのリリースに際し、特別なショートフィルムを公開しました。この作品は、作曲家でありピアニストの
マックス・リヒターと、彼が指導する若手音楽家たちによるオーケストラが出演し、「Joy」というタイトルが付けられています。このタイトルは、リヒターが本プロジェクトのために特別に作曲した楽曲に由来しています。リヒターは、若き才能に囲まれながら、チェンバロを演奏するシーンもあり、視覚的にも音楽的にも楽しめる内容となっています。
このショートフィルムは3月12日に公開され、同じ日にメゾン マルジェラのストアおよび公式オンラインストアにて2026年春夏コレクションが展開されます。
コレクションのテーマとフィルムの演出
「Joy」は、春夏「Co-Ed」コレクションのテーマの一つである“混沌としたオペラの夜”からインスパイアされています。このテーマは、フィルムに登場する若い音楽家たちがランウェイで表現するスタイルとも共鳴します。物語のスタートでは、オーケストラは静寂なコンサートホールに集まりますが、ストーリーが進むうちに、その空間が遊び場のような活気ある場所へと変貌していきます。
客席にはクライミング遊具やブランコ、滑り台が設置され、音楽家たちは楽しげに演奏を行います。このフィルムを通して、彼らの喜びに満ちた姿は、プロジェクトが完成するまでのプロセスを映し出しています。実を言うと、リヒターと演奏者たちはこの特別な演奏に向けて、3ヶ月間もリハーサルを重ねてきました。
リヒターのメッセージ
アカデミー賞にノミネートされた経歴を持つリヒターは、「”Joy”は、共に創造することの可能性を祝う作品です。共に音楽を演奏することで、私たちは特別な形で理解し合い、互いを高め合い、変化をもたらす共通のビジョンを伝えています。このビジョンを、オルケストル・ア・レコールとメゾン マルジェラと共に実現できたことを嬉しく思っています」と述べています。
パリでの撮影
フィルムの撮影は、パリの
Théâtre de la Villetteで行われ、リヒターは2026年春夏「Co-Ed」コレクションのルックを纏い、ランウェイショーの重要なテーラードシルエットを体現しました。また、若い音楽家たちが着用しているオーバーサイズのスーツは、メゾン マルジェラの独自技法「ビアンケット(Bianchetto)」が施されており、注目を集めています。
新作アイテムの登場
このキャンペーンでは、コレクションを象徴するアクセサリーもお披露目されています。特に注目したいのは「ヒールレス」シューズで、内部にヒールを隠したデザインが特徴です。また、様々なスタイルで展開され、ウエスタンブーツからショートブーツ、パンプスまで多彩です。
さらに、「ボックスバッグ」も新たに登場。こちらはソフトレザーを使い、独自のサーモフォーミング(熱成形)技術で造形された補強エッジが特徴です。いずれのアイテムも、今後のトレンドを予感させる仕上がりになっています。
Spotifyプレイリストも公開
キャッチーなテーマ「Joy」に合わせて、オーケストラのメンバーとリヒターが選曲したSpotifyプレイリストも公開されています。このプレイリストは、メゾン マルジェラの公式Spotifyアカウントからアクセスできます。
まとめ
メゾン マルジェラは、2026年春夏コレクションとそれに付随するショートフィルムによって、ブランドの独自性を再確認させ、ファッションと音楽の融合を見事に表現しました。これからもメゾンの動向から目が離せません。