手塚治虫作品を舞台にしたミュージカル「アトム」が再演決定！

ミュージカル「アトム」が再演決定！手塚治虫作品の魅力が再び舞台に

手塚治虫の不朽の名作、ミュージカル「アトム」が再演されることが発表されました。公演は2025年11月21日から30日まで、IMM THEATERで行われます。今回の再演に際し、キービジュアルが解禁され、Wキャストを務める髙橋颯さんと宮武颯さんが登場。その姿に早くも多くのファンが期待を寄せています。

ストーリーの特徴

本作は未来の世界を舞台に、かつてあった「十万馬力のロボット・アトム」がいなくなり、ロボットたちが抑圧される様子を描いています。人間の自由は奪われ、ロボットたちは絶対服従を強いられている設定が非常に強いメッセージ性を持っています。物語には、お茶の水博士の弟子が働くロボット・トキオとその親友、優しいロボットのアズリが登場し、彼らが作る歌によって『自由を持たないロボットたちに生きる喜びを与える』というテーマが描かれています。

近い未来を描く作品

時は20××年、倉庫ではロボットたちの秘密のパーティーが開かれているところから物語は始まります。家出をしたマリアや悪条件下から逃げた人間の若者たちとの出会いを通じて、トキオとアズリは自由や感情の大切さを再確認します。しかし、彼らの間に悲劇が起こる様子も描かれており、人間とロボット、双方の心の自由を求める叫びが心に響く作品になることでしょう。

豪華なキャストとスタッフ陣

再演では、初演で主演を務めた良知真次氏が脚本演出を担当。また、音楽も甲斐正人氏が手がけ、高いクオリティのミュージカル作品になっています。主演のトキオ役には、髙橋颯さん（WATWING）と宮武颯さん（WILD BLUE）がWキャストとして配役され、アズリ役には島太星さん（NORD）と志村玲於さん（SUPER★DRAGON）のWキャストが迫力を加えます。特に、髙橋颯さんは様々な舞台に出演している実力派、宮武颯さんは初のミュージカル主演ということで、そのパフォーマンスに期待が寄せられます。

さらに、ヒロインのマリア役には平川結月さん、明音亜弥さんのWキャストが登場し、舞台全体のバランスを持たせます。