捨てずに繕う心の豊かさを紹介するのんびる9・10月号が登場

雑誌「のんびる」9・10月号の魅力

パルシステム連合会は、地域と暮らしの課題に焦点を当てた情報誌「のんびる」の9・10月号の受注を開始しました。今号のテーマは「繕うくらし」。生活の中で大切にしているものを捨てずに修繕することの大切さ、そしてそその魅力を紹介します。

この特集では、人々の心の豊かさが感じられる衣類や器の修繕を取り上げ、具体的な手法や事例を通して、リメイクの楽しさを伝えます。いわゆるダーニングや金継ぎといった古くから受け継がれてきた技法の紹介も行われ、読者に自宅での実践を促します。

繕うくらし、ダーニングと金継ぎ

「のんびる」9・10月号では、地球環境や社会問題を考え、物を大切に使うスタイルの必要性が述べられています。特集では、特に
ダーニング技術を駆使した衣類修繕をはじめ、漆を用いて器を継ぎ合わせる金継ぎなどが詳しく解説されています。これらの手法は、ただ物を直すだけでなく、愛着や思い出を大切にすることで生活に深さを加えるものです。

また、様々な素材やデザインを活用してオリジナルのアイテムに生まれ変わらせるリメイクの楽しさも特集。このような活動を通じ、日々の生活から得る喜びを感じることができます。

エッセイと口コミ紹介

誌面には、エッセイとして過去の思い出を共有するコーナーも設けられており、筆者が亡き母と一緒に過ごした思い出の部屋で、破れたカーテンを直したエピソードが描かれています。このような物語は、愛着と思い出が交わる瞬間を思い起こさせ、読者に深い感慨を与えるでしょう。

地域支援とインタビュー

人気コーナー「のんびるインタビュー」や「明日へのアクション動くヒト」では、地域での障害者支援の取り組みが紹介されており、自立支援を行う団体のカフェ営業や水泳教室など、実際に地域と結びつく方法を取材しています。これらの活動は、地域の多様性を実現するための一助となるでしょう。

「のんびる」の理念と未来

「のんびる」は、個々が持つ希望や繋がりを大切にし、誰もが自分らしく生きることを促進することを理念としています。情報誌を通じて、全国の人々に役立つ情報を提供し、特に課題に対する共同の解決策を考え、支援の手を伸ばすことを体現しています。

このような「のんびる」の取り組みを通じて、パルシステムは、ただ食の支援に留まらず、地域に根付いた活動を積極的に展開してまいります。