2025年の音楽シーンを振り返るmora年間ダウンロードランキング発表

2025年の音楽シーンを振り返るmora年間ダウンロードランキング

音楽配信サービス「mora ～WALKMAN(R)公式ミュージックストア～」が2025年の音楽シーンを彩った楽曲やアルバムの年間ダウンロードランキングTOP100を発表しました。このランキングは、2024年12月1日から2025年11月30日までの集計によるもので、音楽ファンや業界関係者の注目を集めています。ランキングは12月15日に公開され、今年のヒット作を振り返る絶好の機会です。

2025年のヒット楽曲とアルバム

ランキングの結果、2025年に最もダウンロードされた楽曲は、米津玄師の「Plazma」で、総合・邦楽・ハイレゾ・アニメ部門のシングル（単曲）で4冠を達成しました。特に、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX (ジークアクス)』の主題歌としても知られるこの楽曲は、アニメや映画と密接な関連があり、多くのリスナーに愛され続けました。

一方、総合アルバム部門で最もダウンロードされたのは、Number_iの「GOD_i (EP)」でした。彼らの勢いは昨年のデビューから衰えを見せず、特に新しいフルアルバム「No.Ⅱ」も続くヒットを記録しました。音楽シーンにおいて、彼らの存在感はますます大きくなっていくことでしょう。

ハイレゾとロスレスの人気楽曲

ハイレゾ部門では、米津の「Plazma」がシングル部門の第1位を獲得し、ハイレゾアルバム部門の第1位には星街すいせいの「新星目録」が輝きました。彼女は特典として購入者全員にスペシャルボイスを提供するキャンペーンを行い、大きな話題を呼びました。

ロスレス部門でも、TM NETWORKの「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて) -2025 Version-」がシングルとアルバムの両部門で1位を獲得し、その人気を証明しました。音楽原作の特性を生かした作品が多く、アニメ関連の楽曲もランキング上位に多く顔を出しています。

アニメ楽曲の強さ

特にアニメ関連の楽曲が今年の音楽チャートで高い支持を得ています。米津の「Plazma」をはじめ、アニメ『メダリスト』のオープニング主題歌「BOW AND ARROW」、映画『チェンソーマンレゼ篇』の主題歌「IRIS OUT」など、アニメ主題歌がランキングで目立っていました。こうしたアニメと音楽が融合した作品が、いかに幅広いリスナーに受け入れられているのかが伺えます。