鉄道の魅力を再発見!『キハ82物語』の復刊が始動
鉄道書籍の新たな魅力が広がる中、名作『キハ82物語』の復刊プロジェクトが進んでいます。西の旭屋書店と東の書泉が手を組み、鉄道ファンにとって貴重な存在となるこの書籍の予約受付が開始されました。特に予約の締切は2025年2月28日ですので、ご興味のある方はお早めにお申し込みを!
鉄道書籍の復刻版、注目の理由
『キハ82物語』は、もともと2005年にJTBパブリッシングから出版された書籍で、日本の特急型気動車キハ82の歴史と魅力を深く掘り下げています。著者の石井幸孝さんは、国鉄で多くの車両開発を手がけた実績を持ち、本書はディーゼル車両の開発の足跡や、その過程での苦労話を綴っています。そのため、鉄道の黄金期を学びたい方にはぜひ手に取っていただきたい一冊です。
旭屋書店と書泉、初のコラボレーション
これまで鉄道書籍の復刊は書泉が中心でしたが、今回初めて旭屋書店との共同プロジェクトが実現。これにより、より多くの鉄道ファンに『キハ82物語』が届けられることが期待されています。書泉の担当者である金子さんは、「全国の鉄道ファンにこの本を知ってもらい、1冊でも多く復刊したい」と語っています。
対する旭屋書店の北川さんも、「東の書泉、西の旭屋のコラボが実現しました!多くの方に本書を手に取っていただけることを楽しみにしています」とコメントしています。鉄道ファンにとって、東西の代表的な書店が一つの作品に協力するのはとても特別なことです。
どんな内容が待っているのか
『キハ82物語』は、ディーゼル特急の歴史について詳細に語る内容が魅力です。特に、キハ82は日本初の特急型気動車として1960年にデビューし、特急列車が幹線以外でも活躍するようになるきっかけを作りました。「あすか」や「雷鳥」といった懐かしい列車名がよみがえるお話も、ファンにとってはたまらない要素です。
著者自身が国鉄で長年働き、特急などの車両開発に携わった経験を基に、ディーゼル車両の変遷を豊富なビジュアルと共に紹介します。この本は、「キハ58物語」や「DD51物語」といったシリーズの完結編ともなります。
特典も注目です
予約時には特典として、鉄道記録音シリーズの特別版『国鉄キハ82系特急「南紀2号」』も付属。昭和の鉄道の音を楽しめる貴重な資材として、ファンにはたまらないおまけです。
ご予約はお早めに!
『キハ82物語』の復刊は、予約の数に応じて決まるため、興味のある方は早めに行動することをお勧めします。書泉や旭屋書店の公式サイトから予約が可能で、2025年3月21日が店頭発売日となっています。鉄道ファン必見のこの機会に、ぜひともお手に取ってください!
鉄道の魅力を再発見し、足元の歴史を感じるための1冊が、あなたの元に届くのを楽しみにしています。