「オーディオブック大賞2025」受賞作品が決定！注目のラインナップをチェック

オーディオブック大賞2025発表！

日本初のオーディオブックのアワード「オーディオブック大賞2025」が遂に発表されました。このイベントは、オーディオブック文化の更なる広がりを目指し、ユーザーの投票によって決定される特別な賞です。今年は文芸部門とビジネス書部門においてそれぞれ大賞を受賞した作品の紹介が行われました。

文芸部門の受賞作品

まず、文芸部門の大賞に輝いたのは取材先でも注目を集めていた『地面師たち』です。この作品は新庄耕氏によって書かれ、ナレーターには河西健吾や速水奨など多彩なキャストが参加しており、リスナーからは「ドキドキする展開に引き込まれた」との感想が寄せられています。特に迫力あるナレーションが物語を一層引き立てているとの声も多く上がりました。

また、準大賞には小野不由美の『月の影影の海（上）十二国記 1』が選ばれ、多様な声色でリスナーを魅了する久川綾さんのナレーションが高く評価されています。このシリーズを聴いたファンからは、期待が高まっている様子が伺えます。

ビジネス書部門の受賞作品

ビジネス書部門では、大賞に三宅香帆氏の『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が受賞しました。この本は、多忙な現代人にとっての読書の重要性や時間管理の必要性に迫った内容で、多くの共感を得ています。リスナーからは「新しい視点に気付かされた」などの声が多く寄せられ、大きな反響を呼んでいます。

準大賞となった『休養学あなたを疲れから救う』も注目で、働く人々が取り入れやすい生活の知恵を提供しており、実際に実践したリスナーから高評価を受けています。

新設された特別賞

また、今年から新たに設けられた「audiobook.jp特別賞」に輝いたのは『稲荷山誠造嵐のあとには青い空』です。この作品は特にオーディオブックとしての表現が際立っており、リスナーが新たな発見をしやすい魅力的な内容となっています。

さらに「菊池雄星賞」は、メジャーリーガーである菊池雄星氏が選出する特別な賞で、その発表も楽しみにされています。

今年の授賞式について

授賞式は2025年11月4日に予定されており、受賞作品の著者やキャストが参加し、制作秘話や作品に込めた思いを語るスピーチが行われる予定です。会場の模様は後日、audiobook.jp公式noteなどでも公開されるため、見逃せません。

まとめ

オーディオブックは今や、紙の書籍や電子書籍に次ぐ「第3の書籍」として確固たる地位を築きつつあります。耳で楽しむ新しい読書体験は、ますます多くの人々に受け入れられていくでしょう。オトバンクの久保田社長は「読書を諦めずに続けられること」を後押しするオーディオブック文化のさらなる広がりを目指し、今後も精力的な活動に期待が高まります。