加古里子 生誕100年記念企画、2026年にスタート
2026年3月、絵本作家の加古里子さんの生誕100周年を迎えるにあたり、株式会社福音館書店が特別なプロジェクトを発表しました。この企画は、全国の書店でフェアや記念作品の刊行、さらにはSNSを通じたキャンペーンが展開される予定です。加古里子さんは、1926年に福井県で生まれ、工学博士としての知見を持ちながら、子どもたちに向けた作品を数多く残しました。その作品群は、戦後日本の絵本における重要な足跡を描いています。
加古里子さんは1959年に『だむのおじさんたち』で絵本作家デビューし、その後も『だるまちゃんとてんぐちゃん』や『からすのパンやさん』、さらには科学絵本の『かわ』や『地球』、『宇宙』など、子どもたちにわかりやすく、正確な情報を届けるために創作を続けました。作品の魅力は、時代を超えて色あせることなく、現代の子どもたちにも愛され続けています。
今回の企画では、加古里子さんの生誕100年を記念して、株式会社偕成社とのコラボレーションによるフェアが開催されるほか、2冊の記念作品が刊行されます。それぞれの作品は、1976年と1987年に刊行された作品を基にした単行本で、特に際立った魅力を持っています。
店頭フェアの詳細
特別フェアの名称は「子どもと未来をみつめて かこさとし 生誕100年フェア」で、2026年3月上旬から全国の書店で展開されます。参加書店では、加古里子さんの作品に関するPOPが設置され、福音館書店や偕成社の代表作、ロングセラー作品が展示される予定です。お馴染みの「だるまちゃん」シリーズのフェアパネルも目印となるでしょう。ノベルティとして、作品に関連する無料のシールも用意されています。
記念作品の紹介
記念刊行される作品は以下の2冊です:
1.
『おおきいちょうちん ちいさいちょうちん ゆかいな「反対」ことば』
- 発売日: 2026年3月4日
- 定価: 1,320円(税込)
- サイズ: 25×22cm
この作品は、反対言葉をテーマにした絵本で、見開きの楽しいイラストが印象的です。
2.
『きれいなかざり たのしいまつり』
- 発売日: 2026年3月4日
- 定価: 1,100円(税込)
- サイズ: 22×21cm
こちらの作品は、当時のままの表現で、祭りの賑わいを描いています。
この他にも、福音館書店と偕成社の公式Xアカウントでは共同でプレゼントキャンペーンを実施します。期間中にアカウントをフォローし、キャンペーンツイートをリポストした方の中から抽選で豪華な賞品が当たるチャンスがあります。
加古里子さんの展覧会情報
また、加古里子さんを讃える展覧会も各地で開催されます。特に注目は、2025年12月から2026年4月までの生誕100年を祝うイベントや、国立科学博物館での科学絵本に関する企画展です。各展覧会では、加古里子さんの独特な絵本の世界を同時に楽しむことができます。
加古里子さんの作品は、今もなお多くの子どもたちに影響を与え、読み継がれています。生誕100周年を迎えるこの特別な年、ぜひ多くの人々にその魅力を体験していただきたいと思います。いつの時代でも子どもたちにとって大切なメッセージを届けてくれる、加古里子さんの作品をこの機会に是非お楽しみください。