学生の熱意が込められた『ワールドダイスター』のMV公開
株式会社バンダイナムコフィルムワークスとKMSのコラボレーションプロジェクトとして、専門学校HALの学生たちが制作したミュージックビデオ(MV)が、公式YouTubeチャンネル「ユメステ」で遂に公開されました。今回のプロジェクトは、3DCGやアニメーション技術を学ぶ学生たちが制作に参加し、授業で学んだ技術を実際の作品に活かす貴重な機会とされています。このMVは、特に『ワールドダイスター 夢のステラリウム』のキャラクターたちをテーマにしています。
産学連携で育まれたクリエイティビティ
HALは東京、大阪、名古屋にキャンパスを構え、ITやデジタルコンテンツの分野で活躍する多くのスペシャリストを育成しています。今回のMV制作は、産学連携の一環であり、学生たちは企業の担当者からのプロのアドバイスを受けながら、約4ヵ月にわたり制作を進めてきました。最終的に、東京・大阪・名古屋の合計17チームから選ばれた4作品が公開されました。
結果発表と受賞作品の特徴
審査の結果、最優秀賞に輝いたのは、HAL大阪の野口チームが制作した『深度異症候群-Shindoi Syndrome-』です。この作品は、2Dと3Dが見事に融合し、烏森大黒の「やみ可愛い」心象世界をダイナミックに表現しています。学生たちは、そのキャラクターに動きをつけることができた楽しさを強調し、特に彼女の心情を丁寧に描いた制作過程の魅力を語りました。
優秀賞に選ばれた作品は以下の通りです:
- - 『Thirsty Soul』:HAL東京の坂井チームが手がけたこの作品は、細やかな表情と光の演出が特徴で、視聴者に感情を伝える工夫が凝らされています。
- - 『サマーバカンス☆アクトレス!』:元気な楽曲に原作の要素を取り入れ、HAL東京の中村チームが制作したこのMVは、華やかなイラストで視聴者を楽しませます。
- - 『水際PARTY、水着でFUNNY』:HAL名古屋の伊藤チームが制作。しぐれちゃんの可愛さを存分に引き出した魅力的な作品です。
学生たちのコメント
多くの学生が、自身の作品への思いや制作過程の楽しさを語っており、特にキャラクターの深い理解や細やかな演出を大切にしていたことが伺えます。
HALの産学直結プログラム
専門学校HALでは、企業との連携を通じてリアルなプロジェクトを実践することに力を入れています。学生は直接プロのアドバイスを受けつつ、自分たちの創造性を発揮しており、完成した作品は将来の就職活動においても大きなアピールポイントとなります。また、HALの教育プログラムは実際のプロと同じ目線で進めるため、専門的なスキルを習得する理想の形として評価されています。
まとめ
学生たちが情熱を持って取り組んだ『ワールドダイスター』のMVは、視覚的にも聴覚的にも楽しませてくれる作品に仕上がっています。公式YouTubeチャンネルにて、彼らの努力が詰まった作品をぜひご覧ください。今後の成長が楽しみな彼らの作品を通じて、学生たちの熱意が伝わることでしょう。