昭和ラブホの魅力に迫る!
著者ゆななさんは、全国43都道府県の昭和ラブホテルを一人で巡るという独自の旅に挑戦しました。その結果、205軒を訪れた経験をもとに、厳選した50軒の魅力を美しい写真とともに紹介する書籍を出版します。この本は、単なる観光ガイドにとどまらず、昭和ラブホテルの文化や歴史を深く掘り下げる内容となっています。
昭和ラブホテルの種類とは?
著者はこの本の中で昭和ラブホテルを「王道系」「ギミック系」「ゴージャス系」「激シブ系」という4つの系統に分類しています。それぞれの特徴を活かした内装や設備についての詳細な情報が収められており、読者にとって興味深い内容となっているでしょう。
例えば、回転ベッドや馬車型のベッド、貝殻ベッドといった、昭和ラブホならではの三大ベッドの解説もされており、まるで時代を超えた旅行をしているかのような気分を味わえます。これらは、単なる過去の文化遺産に留まらず、現代でも新たな魅力を持ち続けているのです。
心に残るエピソードの数々
この本は、ただの施設紹介にとどまらず、著者自身の体験やエピソードも豊富に盛り込まれています。著者が宿泊した際に、「お姉さん、自殺じゃないですよね?」と声をかけられた衝撃の一幕や、交通費を抑えるため夜行バスを利用した際の苦労話など、読者は思わずクスっと笑ってしまうようなエピソードが満載です。
著者が作中で紹介するフロントから見たエアシューターの圧巻の光景や、昭和の職人が手掛けたネオン管の美しさにも感動を覚えます。これらの情報を通じて、昭和ラブホテルへの理解が深まることは間違いありません。
貴重な知識と撮影作品
本書では、昭和ラブホテルの基礎知識を20本収めており、その内容の多様性にも注目です。さらに、著者自身が撮影したセルフグラビアも豊富に用意されており、読者を引き込みます。巻末には205軒のラブホテルリストとともに、短いコメントが添えられており、訪問した際の参考にもなります。
ラブホテル業界の変遷
また、1985年に施行された新風営法によって変わったラブホテル業界の状況についても触れています。取材を進める中で見えてきた、オーナーとの信頼関係を築く方法といったノウハウもあり、著者の深い理解と取材力が伺えます。
ゆななの情熱
著者ゆななさんは、昭和ラブホテルの魅力を広めることに情熱を注いでいます。彼女の夢は「ラブホ博物館」を作ること。この夢を実現するためにも、彼女は自ら足を運び、学び、多くの人々にその魅力を伝えていきます。この本を通じて、昭和ラブホテルの新たな魅力を発見し、訪れてみたくなることでしょう。
書籍概要
書籍名:『昭和ラブホへ、 20代女子がひとりで巡った205軒』
判型:A5
ページ数:160ページ
価格:本体2,200円+税
著者:ゆなな
ISBN:9784576251400
発売日:2026年1月15日
著者の実体験をもとにしたこの一冊は、ラブホテルに対する理解を深めるだけでなく、今まで知らなかった世界を広げてくれることでしょう。