いわさきちひろとplaplaxの特別展、明石で開催決定！

特別展「いわさきちひろ×plaplax あれこれいのち」の開催概要

明石市立文化博物館で、2025年4月3日から特別展「いわさきちひろ×plaplax あれこれいのち」が始まります。この展覧会は、いわさきちひろの美しい作品と、アートユニットplaplaxによるインタラクティブなアートが融合した内容となっており、訪れる人々に新しい体験を提供します。

いわさきちひろの魅力

いわさきちひろは、子どもたちの目を通した自然の美しさや生き物の魅力を描き続けてきました。彼女の絵は、草花や虫たちの細やかな描写を通じて、小さな生命の神秘へと私たちを導きます。特に彼女が描いた作品は、半世紀前の日本の自然を映し出し、現在では絶滅の危機に瀕している生き物たちが描かれていることから、自然との共生の重要性を再認識させてくれます。

plaplaxとのコラボレーション

本展では、アートユニットplaplaxのインタラクティブな作品も併せて展示され、来場者が実際にアートを楽しみ、体験することができる環境が整えられています。plaplaxの「絵の具のあしあと」や「あちこちスケッチ」といった作品は、観るだけではなく、参加することでさらに深い理解が得られる工夫がされています。

自然とのつながりを再考

会場では、ちひろの作品を通じて「自然と共に生きる」とはどういうことかを考える機会が提供されます。東京大学名誉教授の鷲谷いづみ氏が生態学の知見を基にした講演を行い、自然を観察することの重要性を来場者に伝えます。また、地元の明石高校の生徒たちによる自然調査の成果も展示され、地域の自然環境への理解を深めるプログラムが用意されています。