五木ひろし、55年の歌手人生を振り返る特別番組
2023年3月26日、BS日テレにて放送される「歌謡プレミアム特別版」では、五木ひろしがデビュー55周年を迎え、名づけ親である作詞家・山口洋子への想いを語ります。この特別な番組では、五木ひろしが歌手としての足跡を丁寧に振り返り、往年のヒット曲や美空ひばり、北島三郎との貴重な共演映像も公開される予定です。
五木ひろしは1965年に「松山まさる」としてデビューし、その後「一条英一」「三谷謙」と改名を重ねますが、なかなか注目されませんでした。しかし、約5年の下積み生活を経て、「全日本歌謡選手権」で優勝したことで「五木ひろし」という名前が誕生しました。この名付け親が、当時の審査員であった山口洋子だったのです。
改名を提案された当時の心境について、五木は「4回目の芸名だから、また変えられたのかと半分“どうでもいいや”という気持ちがありました」と語ります。当時、山口は五木の歌に感動し、すぐに「よこはま・たそがれ」の作詞を行います。五木はそのデモテープを聴いたとき、「これは僕じゃなくても売れるな」と感じ、自らの強い想いでこの歌を歌うことに決めました。
番組では、五木ひろしにとって特別なデビュー曲「よこはま・たそがれ」が、当時の映像とともに披露されます。また、1973年には「ふるさと」が日本歌謡大賞の放送音楽賞を受賞し、その歌唱シーンや山口からの祝福コメントも放映される予定です。
五木は、山口洋子に対して非常に感謝の気持ちを持っており、当時の人気歌手と比較しながら地味だった自分に対する思いも語ります。彼は「太陽」と比べて「月」のような存在として、やがてスポットライトが自分に当たる日が来ることを信じていました。これは、山口から受けた教えだったといいます。
さらに、この特別番組には、五木の歌仲間として、作曲家の弦哲也もスペシャルゲストとして登場します。弦は五木のデビューと同じ年にデビューしており、二人は「戦友」と呼び合う存在です。五木のデビュー10周年の際に弦が作曲した「人生かくれんぼ」や、デビュー20周年で作曲した「おしどり」を二人で共演し、これまでの絆を振り返ります。
また、番組内では「細雪」や「懸想文(けそうぶみ)」など、歌謡プレミアム初披露の楽曲も含め、五木ひろしの55年間の歩みを振り返る貴重な放送となります。これからも多くのファンに愛され続ける五木ひろしの深い歌の世界に、多くの期待が寄せられています。
「歌謡プレミアム特別版」は、2023年3月26日(木)午後8時から、BS日テレおよびBS日テレ4Kにて放送されます。ぜひご覧ください。