Imagica EMSが新たなアニメ音響スタジオを開設
株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス(Imagica EMS)は、アニメーション業界の成長に対応するため、東京の西新宿に新スタジオを開設します。このスタジオは2026年2月以降、順次稼働を開始し、アニメーション制作の各工程を一貫してサポートする体制が整えられます。これにより、映像技術に基づいた高品質の音響制作とローカライズが実現します。
市場のニーズに応える新スタジオ
近年、アニメーション市場は国内外で急激に拡大しており、特に海外展開は収益に大きな影響を与えています。IMAGICA EMSは、これまでの映像編集やローカライズの専門技術に加え、音響制作の強化を通じて、国内外のクライアントに付加価値を提供します。アニメのオリジナル音声の収録から、海外向けの翻訳、さらには吹替え制作までをワンストップで提供することで、業界全体の成長に貢献することを目指しています。
新スタジオの特長
1. 充実したアニメ音響制作環境
新スタジオには、20人収容可能なアフレコブースが3室配置されており、そのうち1室は5.1chの収録が可能です。これにより、TVアニメや配信アニメを中心としたさまざまな音響制作に柔軟に対応できます。
2. 一貫した制作ワークフロー
新スタジオでは、アフレコブースに加えて、オフライン編集室とオンライン編集室が併設されています。これにより、アニメーション制作におけるポストプロダクション作業を一ヶ所で効率的に行うことができ、音響制作、編集、ローカライズとの連携がよりスムーズになります。
3. 理想的な立地と高セキュリティ
新スタジオはアニメ制作会社が集まる中野エリアに近く、都庁前駅と西新宿駅からもアクセスが良好です。大通りや地下鉄からの距離を保つことで、制作環境において揺れや騒音の影響を最小限に抑えています。また、高度なセキュリティ体制を整えており、国内外のお客様が安心して利用できる環境を提供しています。
今後の展望
Imagica EMSは、この新しいスタジオの開設を通じてアニメーション制作のワークフローを革新し、国内外のクリエイターからの期待に応えていく所存です。この取り組みにより、エンターテインメント業界のさらなる発展に寄与できるよう、全力を尽くす考えです。
新たな音響スタジオは、アニメーション制作の未来を切り開く重要な拠点となるでしょう。Imagica EMSの今後の活動に、ぜひご注目ください。