マンボウ・キーの新展
2025-05-19 10:52:29

マンボウ・キーの個展『居家娛樂』、クィアカルチャーの深層を探る新作を展示

マンボウ・キーの新たな表現世界が広がる個展『居家娛樂|Home Pleasure』



渋谷PARCOの4階にある「PARCO MUSEUM TOKYO」で、アーティスト・マンボウ・キー(登曼波)による個展『居家娛樂|Home Pleasure』が本日より開催されます。この個展は、株式会社パルコが主催し、エイベックス・クリエイター・エージェンシーおよび合同会社YOUR STORYが企画に携わっています。展覧会は、家族やジェンダー、セクシュアリティに対する考察をアートの形で表現し、クィアカルチャーをテーマに深く掘り下げるものです。

本展では、アートとファッションを融合させた作品が並び、特にクィア・アイデンティティに焦点を当てた写真、映像、インスタレーションが豊富です。キュレーターには、東京都現代美術館の藪前知子氏が名を連ね、個人的かつ社会的なテーマが多面的に探求されています。台湾のクィアカルチャーを象徴するアーティストとして、マンボウ・キーは多様性への理解を広める活動を続けています。

展覧会では、与真司郎の新たな作品や、最近注目を集めているウサク(Usak)の作品も展示されます。與真司郎は、カミングアウトまでの道のりをノンフィクションとしてまとめたエッセイを発表しており、その独自の視点をマンボウ・キーが撮り下ろした作品は、観客に新たな感動を与えることでしょう。ウサクは、台湾で放送された恋愛リアリティ番組『THE BOYFRIEND』に出演し、世界的に注目される存在となりました。これまでとは異なる彼の一面を見せる新しい作品が期待されます。

また、日本初展示となるオードリー・タンの肖像作品も見逃せません。彼女は台湾のデジタル担当大臣として革新的な社会変革を進めており、その作品も個展で紹介されることでしょう。

この特別な個展を祝して、5月29日には公開生配信イベント「SUPER DOMMUNE」が行われ、藪前知子氏や鷹野隆大氏とともにマンボウ・キー本人が参加します。さらに、6月6日にはTokyo Prideウィークエンドに合わせて、パルコ10階にて特別パーティが開催され、多彩なプログラムが予定されています。

入場は無料で、LGBTQ+コミュニティを称える今月の活動の一環として、差別や偏見のない社会を目指す啓発活動に寄与するものとされています。

特に、展覧会の公演スケジュールには、マンボウ・キーの作品集『Home Pleasure』の日本初刊行や会場限定のグッズ販売も含まれています。これらも、来場者にとって魅力的な価値となるでしょう。

代表的なコメント


與真司郎は、「マンボウの世界に入り込んだひとりにすぎません。彼の作品には多様な手法が詰まっていて、いろんな角度から楽しんでもらえたら嬉しいです。」と語ります。また、Usakも自身の作品について、「彼の写真は多様な要素が詰まっているのに、なぜかまとまっています。特に“官能”と“本能”が印象的です。」と感想を述べています。

マンボウ・キーの活動と意義


マンボウ・キーは、台湾出身の写真家であり、近年、アート界から絶大な支持を受けています。彼の作品は、個人のアイデンティティや家族の物語などをテーマにしながら、アートと社会の壁を越えた表現を追求しています。その背景には、自身の家族や文化への思いが深く刻まれており、観客にも共鳴を呼び起こしています。展覧会を通して、マンボウ・キーが目指すメッセージは、この時代において人々が自由に自分を表現することの重要性を再認識させてくれるでしょう。

ぜひ、渋谷PARCOで繰り広げられるこの独自のアート体験をお楽しみください。入場は無料ですので、この機会をお見逃しなく!


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