『あえのがたり』で繋がる心と物語
能登半島を舞台にした応援チャリティ小説『あえのがたり』が、2025年1月22日に発売されます。この企画は、令和6年の能登半島で発生した地震による被害を受けた地域の復興を目的とし、多くの作家たちが一丸となって支援です。発起人には今村翔吾、小川哲、加藤シゲアキが名を連ね、他にも朝井リョウ、麻布競馬場、荒木あかね、今村昌弘、佐藤究、蝉谷めぐ実、柚木麻子といった多才な作家たちが参加しています。
このプロジェクトの収益は、著者の印税に加え、講談社の売上利益の合計から寄付される予定です。その金額はなんと21,732,417円(寄付先は石川県の義援金口座)に達する見込みです。これは、震災からの二年を経て、被災地の復興に向けた大きな一歩となることでしょう。
作家たちの思い
加藤シゲアキのコメント
「小説家として何ができるのか、自分たちが果たすべき役割は何かを常に考えてきました。その中で、一つでも多くの人にメッセージを届けることができたなら、意味があるのではないかと感じています。復興はまだ道半ばです。私たちにできることを共に考えていきましょう。」
今村翔吾のコメント
「二年が経っても、なかなか復興の道のりは厳しいものです。この出版を通じて、少しでも多くの人々のお力になれたらと思っています。これが終わりではなく、新たな始まりとして、今後も様々な形で支援を続けていきたいです。」
『あえのがたり』の刊行に際しては、北陸地域の書店の方々の多大なる協力もありました。多くの人が被災し、困難な状況にある中でも、文学を通じて少しでも明るい未来を提供したいという思いが伝わってきます。
イベント情報
また、2025年2月14日には、石川県立図書館の「だんだん広場」でチャリティ企画のトークイベントが開催されます。参加作家の小川哲、荒木あかね、蝉谷めぐ実の三名が登壇し、地震の影響や復興に向けた思いを語ります。定員140名のこのイベントには、参加者への記念品配布やサイン会も予定されています。参加希望の方は、2025年2月2日までに申し込みが必要です。
被災地への想い
『あえのがたり』のような取り組みが続くことで、震災の記憶が風化されることなく、復興に必要な支援が行われ続けることが期待されます。私たち一人ひとりも、その物語の一部分として、被災地の復興を祈りながら、協力していくことが大切です。
私たちは、これからも物語を通じて人々の心をつなぎ、被災地の一日も早い復興を願っています。是非、この機会に『あえのがたり』を手に取り、作家たちの熱い思いに触れてみてください。
書籍情報
- - タイトル: あえのがたり
- - 著者名: 今村翔吾/小川哲/加藤シゲアキ /他多数
- - 発売日: 2025年1月22日(水)
- - 定価: 2200円(税込)
- - ページ数: 224ページ
- - ISBN: 978-4-06-537876-2