ウェイロン・ジェニングスの復活
2025-07-03 12:58:06

カントリー界の巨星ウェイロン・ジェニングスの未発表曲を収めたアルバム『Songbird』が登場!

ウェイロン・ジェニングスの未発表曲アルバム『Songbird』がリリース



2025年10月3日(金)、カントリー音楽界のレジェンド、ウェイロン・ジェニングスの未発表曲を収めたアルバム『Songbird』が登場します。このアルバムは、シューター・ジェニングスによって制作され、父であるウェイロンの音楽を新たな形で世に送り出すものとなっています。

ウェイロン・ジェニングスは、1937年にテキサス州で生まれ、8歳からギターを握り、14歳でラジオDJとして活動を始めました。彼は、その後バディ・ホリーのバックを務めたことでも知られ、ナッシュヴィルでのソロデビューを果たしました。しかし、ナッシュヴィルの当時のプロデュースシステムに不満を抱え、オリジナルバンド「The Waylors」を結成し、独自の音楽スタイルを確立しました。ウェイロンは“アウトロー・カントリー”として知られる新たなジャンルを創出し、数々の名曲を世に送り出しました。

2015年に没後23年を迎えたウェイロンの音楽が、シューター・ジェニングスによって再評価されるプロジェクトが始まりました。アルバム『Songbird』は、このプロジェクトの一環で、ウェイロンの未発表音源を集めた3部作の第一弾です。シューターはこのプロジェクトについて「『Songbird』は父の現代への帰還を祝う作品だ」と語り、未発表曲を整理することから始まったこの音楽プロジェクトがもたらした新しい理解についても触れています。

シングル「Songbird」はフリートウッド・マックの名曲をウェイロンがアレンジしたもので、アルバムのタイトル曲でもあります。このシングルは6月15日にカリフォルニア州ウェスト・ハリウッドのザ・ヴァイパー・ルームで開催された誕生日パーティーで初公開され、ウェイロンのバックバンド「The Waylors」のメンバーやカントリー音楽シーンで活躍するアーティストたちが参加し、ウェイロンの名曲が披露されました。

アルバム『Songbird』には、ウェイロンが長年のドラマーであり共同プロデューサーであるリッチー・オルブライトとのコラボレーションで1973年から1984年に制作された音源が収められています。オルブライトやペダル・スティール・ギタリストのラルフ・ムーニーをはじめ、様々なアーティストが参加したこのアルバムは、シューターがハリウッドの伝説的なサンセット・サウンド・スタジオで編集とミックスを行い、さらに色彩豊かな音楽に仕上げられています。

このプロジェクトには、ウェイロンの歌声や楽曲が再び息を吹き返し、新しいリスナーたちにも彼の音楽が届くことが期待されます。シューターは「これらのレコードが私に与えてくれたような喜びを、みんなにもたらしてくれることを願っています」と感情を込めて語りました。

ウェイロン・ジェニングスの音楽が、シューター・ジェニングスの手によって新たな形で蘇る『Songbird』のリリースは、カントリー音楽ファンにとって見逃せないイベントです。音楽の神髄を感じるこのアルバムに、期待が高まります。ぜひ、その美しいメロディとストーリーを体験してみてください。


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