放送800回記念！三田村邦彦と伊吹吾郎が滋賀・草津の旅で再会

放送600回を祝う「おとな旅あるき旅」秘密の草津旅

人気旅番組「おとな旅あるき旅」が、嬉しいことに放送800回を迎えました。記念すべき回では、時代劇の名優、三田村邦彦さんと伊吹吾郎さんが滋賀県の草津を訪れ、互いの思い出話に華を咲かせました。

草津の温泉街を歩く

滋賀県草津市は、温泉地として有名な草津温泉とは異なる場所で、観光客が誤って訪れるケースがあるようです。そのため、草津市にちなんだユニークな食品『温泉ないまんじゅう』が誕生しました。このまんじゅうは地元の名物となり、実際に完売が常に続いている人気商品です。

番組内では、三田村さんと伊吹さんが訪れたのは【和・菓ふぇoto】。久々の再会に、昔話に花が咲き、温泉ないまんじゅうを頬張る二人の笑顔は、とても印象的でした。この旅は、ただの観光だけでなく、思い出を共有することが何よりの目的です。

美味しい琵琶湖の幸を満喫

昼食には寿司割烹【朧（おぼろ）】を訪れ、滋賀の郷土料理である『ふなずし』や旬の『琵琶マス握り』を味わいました。また、地酒『北島』で乾杯する姿も見受けられ、二人の仲の良さが伺えました。特に、伊吹さんは地酒に感謝の言葉を述べていました。

歴史を感じる草津宿本陣

また、国指定史跡である【草津宿本陣】を見学しました。かつての宿泊客には著名な大名や公家もいたとのことで、大福帳を眺めると、その名が書かれているのを見て驚く二人。彼らの会話は次第に懐かしさを帯び、昔の撮影時のエピソードを思い出し、笑い合う場面もありました。

刀鍛冶の技を学ぶ

街を歩いている最中、刀鍛冶の音が聞こえ、【田中貞豊鍛刀場】に立ち寄りました。ここでは、刀鍛冶の技術を目の当たりにし、少しだけ体験することもできました。長年受け継がれてきた技が目の前で繰り広げられている様子は、視覚的にも刺激的でした。

地元の酒蔵を訪問

次に訪れたのは【太田酒造】。以前から訪問経験がある三田村さんが、こちらの焼酎を楽しむという場面もありました。伊吹さんは初めて試飲し、酒蔵の歴史や未来について話が弾みました。

近江牛で締めくくり

旅の締めは、近江牛問屋直営の焼肉【焼肉さのや】で、極上の肉を堪能しました。特選近江牛の盛り合わせを前に、二人のテンションは最高潮へ。思わず昔の思い出を語り合う姿は、視聴者にとっても心温まる光景です。

時の流れを感じる二人

この800回特別編では、17年間続いてきた番組の軌跡を振り返り、三田村さんは「時が経つのが早く感じる」と話しました。コロナ禍の中でリモート撮影を余儀なくされた苦労話も語られました。伊吹さんもそれに同意し、「見えない壁」を乗り越えてきたことが強調されました。彼らの絆と労力が800回の到達を可能にしました。

「おとな旅あるき旅」は、毎週土曜日の夕方6:30から放送中です。今までの旅の集大成ともいえる記念回は、多くのファンにとっても見逃せない内容となりました。