卵子凍結と8人女性
2025-03-21 13:42:45

卵子凍結を選んだ8人の女性の勇気と希望を描くルポが登場

新著『-196℃の願い 卵子凍結を選んだ女性たち』に注目



2025年3月21日、株式会社朝日新聞出版から新しいルポルタージュがリリースされます。タイトルは『-196℃の願い 卵子凍結を選んだ女性たち』。この作品は、卵子凍結を選択した8人の女性によるリアルな声を通じて、多様な人生への理解を深める1冊です。

出産適齢期のジレンマ


“いつか子どもを持とう”と思いつつも、仕事や日常の忙しさに流され、気づけば35歳を越えていた。そんな女性たちが多い時代にともなって、卵子凍結という選択肢が注目を集めています。これに対して、元週刊朝日の記者、松岡かすみさんが果敢に取材を行い、彼女たちの物語を丁寧に紡ぎました。

卵子凍結の実際


卵子凍結は、未来の妊娠に向けて卵子を取り出し、極低温で保存する高度な医療技術ですが、これを選ぶ理由は実に様々です。登場する8人の女性は、年齢やバックグラウンドが異なる中で、各々の思いを抱きながら卵子凍結に踏み出しました。

彼女たちのストーリーからは、自らの未来を見据えた強い意思と希望が見えてきます。卵子凍結後の展開も多彩で、凍結卵子での出産を実現させる女性もいれば、様々な思いからその選択を手放す女性もいます。しかし、全ての体験に共通するのは、後悔がないということです。迷いを越えて、自身の意志を持つ勇気はどこに起因するのでしょうか?

医療現場のリアル


本書では、婦人科クリニックの医療従事者への取材も行い、卵子凍結にかかる医療費や現場での課題、妊娠・出産へ進む際の経済面についても深掘りしています。この情報は、卵子凍結を考える女性たちにとって重要な参考になります。

無料公開のご案内


さらに、朝日新聞出版が運営する公式note『さんぽ』では、本書の全文が3月31日まで無料で公開されています。興味がある方はぜひチェックしてみてください。詳細は以下のURLからアクセスできます。
朝日新聞出版公式note

著者プロフィール


松岡かすみは1986年に高知県で生まれました。同志社大学社会学科を卒業後、PR会社や宣伝会議を経て、2015年より「週刊朝日」編集部で活動。2021年からはフリーランス記者として雑誌、書籍、ウェブメディアなど幅広く寄稿しています。社会問題やライフスタイルに関するテーマに取り組み、著書には「ルポ 出稼ぎ日本人風俗嬢」などがあります。

書籍詳細


  • - 書名: 『-196℃の願い 卵子凍結を選んだ女性たち』
  • - 定価: 1980円(本体1800円 + 税10%)
  • - 発売日: 2025年3月21日(金曜日)
  • - リンク: Amazon

この新著は、出産に悩む多くの女性たちに向けた勇気と希望のメッセージです。自らの選択を尊重し、未来を描く力を与えてくれる1冊となることでしょう。


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