『残像に口紅を』発売
2025-01-28 12:28:25

筒井康隆原作『残像に口紅を』コミカライズが2025年1月28日発売

筒井康隆原作『残像に口紅を』のコミカライズが登場



株式会社KADOKAWAから、2025年1月28日(火)に筒井康隆氏の名著『残像に口紅を』がコミカライズされて発売されることが発表されました。この作品は、漫画家・寺田浩晃氏の手によって新たな形で生まれ変わります。

原作の魅力



『残像に口紅を』は、1989年に発表され、世界から文字がひとつずつ消えていくという壮大なテーマを描いた作品です。この言語実験小説は、読者に深い思索を促し、話題となり続けている名作です。そのため、コミカライズも大きな期待が寄せられています。

原作は40年以上にわたって多くの読者に影響を与え続けており、TikTokやテレビでも取り上げられるなど、今なお新しい世代に感動を与えています。

原作者のメッセージ



原作を手掛けた筒井康隆氏は、寺田氏との長いお付き合いについてコメントを寄せました。「この努力と集中力に敬意を表します」と賛辞を贈り、寺田氏の挑戦に期待を寄せています。彼の視点から、この作品がどのように漫画というメディアで表現されるかについて注目されるところです。

評価と推薦



また小説紹介クリエイターのけんご氏や、テレビプロデューサーの佐久間宣行氏からも推薦コメントが寄せられています。

けんご氏(小説紹介クリエイター)


「唯一無二の読書体験をくれた傑作が、漫画という新たな形で、多くの人に届くことを願っています」と述べ、作品の新しい展開に期待をかけています。

佐久間宣行氏(テレビプロデューサー)


「原作を読んだ時の興奮と、あまりの面白さに感じてしまった絶望を思い出させてくれる素晴らしいコミカライズ」と高く評価し、深い感情に触れさせてくれる作品であると強調しています。

コミカライズの内容



このコミカライズ版では、主人公の小説家・佐治勝夫が突然虚構の世界で生きることになり、その中でどのような葛藤を抱えるのかが描かれています。現実と虚構が交錯する中で、彼はどのように自らの存在と向き合っていくのでしょうか。本作は、原作の実験性とメタフィクション性を活かした新たな試みが期待されます。

書誌情報



  • - 書名:残像に口紅を
  • - 漫画:寺田浩晃
  • - 原作:筒井康隆
  • - 解説:飯間浩明
  • - 発売日:2025年1月28日
  • - 定価:1,320円(本体1,200円+税)
  • - 判型:A5判
  • - ページ数:288
  • - 商品形態:コミック
  • - ISBN:978-4-04-606487-5

KADOKAWA Masterpiece Comics (KMC)について



本作は、KADOKAWA Masterpiece Comicsシリーズの第4弾にあたります。このシリーズは、世界中の名著を新進気鋭の漫画家がコミカライズし、現代の読者へ届けることを目的としています。

KADOKAWAは、未来の名作を次世代に響かせる努力を続けています。読書の喜びを再発見する絶好の機会となることでしょう。

公式サイト こちら で詳細を確認できます。


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