福居良の評伝刊行
2026-05-15 11:44:04

没後10年、新たに評価が高まる福居良のジャズ人生に迫る一冊

評伝 福居良 世界をめぐる北のジャズ



没後10年、ジャズ・ピアニスト福居良の評伝が、2026年6月19日に発売されることが発表されました。著者は栗山慎二氏。氏は福居良と生前から交流があり、彼の音楽と人生についての深い洞察を持っています。本書は、急速にその名が広まりつつある福居良の生涯と、彼の音楽がどのように国境を越えて愛されるようになったのかを探る貴重な一冊です。

福居良とはどんな人物か?


福居良(Ryo Fukui、1948-2016)は、札幌を拠点に活動していたジャズピアニストです。彼の音楽は、一部の愛好者たちには深く評価されていましたが、広く知られることはありませんでした。しかし、福居の死後、彼の楽曲が海外で再評価され、YouTubeやSpotifyを通じて瞬く間に広がっていったのです。

著者の栗山氏は、テレビ局でディレクターを務めていたこともあり、福居との交流を通じて得た多くの逸話を持っています。本書では、彼の知られざるエピソードを関係者へのインタビューを基に詳しく掘り下げ、福居良の真実の姿に迫ります。

書籍の内容と構成


書籍は、福居良の人生を6つの章に分けて紹介します。

  • - 第1章「ライブ」で始まった人生: 幼少期からのストーリーと音楽への道のり。
  • - 第2章「遅れて誕生した」ジャズ・ピアニスト: 22歳でのピアノデビューの背景。
  • - 第3章 定まらない居場所: 彼の人生における不安定さがどのように影響していたのか。
  • - 第4章「本拠地」で自分の道を追及へ: 福居が札幌を拠点にした理由や活動について。
  • - 第5章 充実の円熟期のなかで: 精力的な活動とその成果について。
  • - 第6章 世界が注目する「Ryo Fukui」: 彼の再評価がどのように進んだのか。

この中で、特に福居の名曲「メロウ・ドリーム」の誕生秘話や、他の名曲についての詳細も散りばめられています。本書には貴重な未発表写真も収録されており、彼の人生を視覚的に楽しむことができます。

発売記念コンサートの開催


さらに、発売を記念したコンサートが6月25日に札幌のザ・ルーテルホールで開催されます。このコンサートでは、福居良と親しかった3人のピアニストによる演奏と、福居と出会ったことのない若手メンバーによる熱いクインテットのパフォーマンスが予定されています。福居良の音楽がどのように次世代へと受け継がれていくのか、貴重な瞬間を目撃することができるでしょう。

まとめ


福居良の音楽が再評価される中、彼の生涯を振り返ることは多くの人々にとって大いに有意義な体験です。この評伝を通じて、単なる音楽家としての側面だけでなく、その人生や人間としての深みを感じてほしいと思います。彼の故事を知り、音楽に触れることで、より多くの人々が福居良の魅力を感じてくださることを願っています。本書とコンサートは、まさにその第一歩となることでしょう。


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