新たな蕎麦打ちの世界
2025-03-17 09:36:59

日本の伝統を音楽と融合——蕎麦打ちパフォーマンスの新境地『THE BEAT of SOBA UCHI feat. MIDICRONICA716』

伝統のリズムに新たな拍子を



日本の蕎麦文化と音楽の新たなコラボレーションが実現しました。2025年3月15日に世界公開される『THE BEAT of SOBA UCHI feat. MIDICRONICA716』は、日本が誇る蕎麦打ちの技術をHIPHOPと和太鼓のリズムと融合させた斬新なパフォーマンス映像作品です。北海道・幌加内を拠点に活動する若手蕎麦打ち名人、mittsu(西村光大)がこのプロジェクトに参加し、彼の手による蕎麦打ちの様子はまるで一曲の音楽のように展開されます。

蕎麦打ちと音楽の交差点


本作の最大の魅力は、蕎麦打ちのリズムと音楽が調和し、まるで一つの楽曲のように響き合うところです。HIPHOPユニットMIDICRONICAのMC 716がラップを担当し、伝統的な和太鼓奏者Takayuki Hashiguchiがビートを刻みます。716は2005年のデビュー以来、数々のアルバムをリリースし、その楽曲の多くがアニメ『サムライチャンプルー』などに使用され、多くのファンを獲得してきました。彼のスタイルは、独自のフローとライミングで、作品に深い味わいを加えます。

Takayuki Hashiguchiは、幼い頃から和太鼓の道に入り、福岡を拠点に活動し続けています。西洋音楽鑑賞と和太鼓演奏を融合させた「ngoma」としての活動は、国内外から評価されており、BBCラジオでも楽曲が取り上げられました。伝統的な太鼓の響きが様々なリズムを生み出し、mittsuの蕎麦打ちと見事にシンクロします。

Soba Transformation プロジェクトの一環


この作品は、Tsunagiが進める「Sx (Soba transformation)」プロジェクトの一部として制作されました。Tsunagiは、蕎麦を通じて持続可能な食文化を創造し、アップサイクル蕎麦クラフトビール「tsunagi」の開発などにも取り組んでいます。「食」「伝統」「音楽」「アート」を融合させることにより、日本の蕎麦文化を新たな形で発信することを目指しています。

「蕎麦打ちは、日本の伝統が持つリズムを世界中の人に届けるパフォーマンスだと思っています。この作品を通じて、より多くの人に蕎麦打ちの魅力を感じていただけることを願っています。」とmittsuは語ります。

世代を超えた文化の継承


『THE BEAT of SOBA UCHI』は、単なる映像作品にとどまらず、音楽と職人技が融合した新たな表現の形を提示します。若者たちが伝統文化を受け入れ、新しい形で楽しまれる時代を迎えている中で、この作品が持つメッセージはとても重要です。

2025年3月15日からYouTubeでの公開が予定されています。本作が多くの人々に響き、蕎麦文化が世界中で新たな注目を集めることを期待しています。メディアからの取材やイベントへの参加受付も行っており、さまざまなコラボレーションを通じて、さらなる広がりを見せることを目指しています。

終わりに


合同会社Tsunagiは、蕎麦文化の新しい視点を提供するために、このプロジェクトを進めています。日本の伝統を守りつつ、新しい挑戦を追求する姿勢は、多くの人に感動を与えることでしょう。今後、多くの方にこの新たな蕎麦打ちの世界観を体験してもらえることを切に願っています。


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