漫画・同人誌制作の新たな形！『GreenHorn』がテスト運用開始

新たな同人誌制作プラットフォーム「GreenHorn」登場

2025年10月10日、株式会社同人が漫画や同人誌制作のための新サービス「GreenHorn」のテスト運用を開始しました。このサービスは、クリエイターと依頼者を安全に結びつけるプラットフォームであり、多くの人々の注目を集めています。

GreenHornとは？

「GreenHorn」は、漫画や同人誌などのクリエイティブな表現を求める依頼者と、それに応じるクリエイターをつなぐ掲示板型のマッチングサービスです。特徴的なのは、権利保護や支払いの透明性を備えた取引システムを導入し、個人クリエイターが安心して利用できる環境を整えている点です。また、生成AIやSNSの普及に伴いクリエイターの立場が揺らぎつつある中、同人文化の重要性を再認識し、クリエイター支援およびコミュニティ経済の健全な発展を目指しています。

Discordを活用した新しいコミュニティの可能性

テストマーケティングでは、オタク文化に深く根付いたSNS「Discord」を活用します。従来のWeb掲示板とは異なり、リアルタイムでのチャットやデータ共有、通話機能を通じて、より円滑に制作相談や案件情報の交換を行います。これにより、クリエイターと依頼者が気軽に意思疎通を図ることができ、制作過程がスムーズに進むことを目指しています。特に、漫画や同人誌制作において必要不可欠な条件合意や修正対応の過程を検証し、サービスをより良いものにするためのフィードバックを集めます。

テストマーケティングの詳細

このテストマーケティングは、2025年10月10日より開始され、期間は未定です。目的は、機能の検証・ユーザー導線の最適化及び、参加者からのフィードバック収集です。参加希望者は、公式ページを通じて招待制の専用Discordサーバーに申し込みができます。対象は、漫画・アニメ・ゲームなどの作品が好きな方や、自身の物語を漫画として形にしたい企業や個人、さらにはイラストレーターや漫画家志望者などのクリエイター層です。特に18歳以上の学生や主婦層など、多彩なバックグラウンドを持つクリエイターを期待しています。

過去の取り組みと今後の展望

これまでの活動として、株式会社同人は「令和の虎」にも出演し、クリエイターと依頼者をつなぐ同人誌制作サービスの開発を発表しました。テスト運用の成果をもとに、2026年度中には正式リリースを予定しており、同人誌業界のみならず、一般漫画分野への展開や海外進出も視野に入れた柔軟なシステム設計を進めています。

会社情報

株式会社同人の代表取締役社長は大前秀人氏で、2025年5月に設立されました。本社は大阪府東大阪市に位置し、漫画や同人誌制作支援プラットフォームの運営を行っています。公式HPやサービスURLもありますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。公式サイトはこちら: https://douzin.co.jp/
サービスページはこちら: https://lp.greenhorn.app/
お問い合わせは: contact@douzin.co.jp

「GreenHorn」は、これからの同人誌制作の在り方を変える可能性を秘めたプロジェクトです。未来のクリエイティブな交流が、どのように進化していくのか目が離せません。