持田温紀、ODORIBA加入
2025-01-24 08:29:50

持田温紀がODORIBAと専属契約を締結!新たな挑戦が始まる

車椅子ダンサーの持田温紀(もちだはるき)が、ダンスを通じた社会的メッセージ発信で知られる株式会社ODORIBAと専属マネジメント契約を結んだ。この契約により、持田は新たなプロジェクトや共演の機会を得て、車椅子ダンスの魅力を広める活動を強化していくこととなる。

持田は、2000年5月28日に東京都で生まれ、4歳の頃からサッカーに情熱を注いできた。しかし、高校1年の時に起こった不慮の事故によって脊髄を損傷し、車椅子ユーザーとなる。500日間の入院生活を経て復学し、中央大学法学部に進学。サッカー部にも入部し、実践的な競技には参加できなかったものの、スポンサー獲得や地域連携活動など、ピッチ外でのマネジメントに尽力した。

その後、国際寮での生活やカタールW杯の観戦、また「パラ大学祭」の運営統括にも関わりながら、自分にできることややりたいことを見つけていく。そこで出会ったのが「パラダンススポーツ」であり、車椅子ダンスを通じて自己表現の楽しさを知ることになる。 2023年と2024年には、国際大会「ジェノア世界選手権」や「アスタナアジアパシフィック選手権」に日本代表として出場といった成果も収めている。

ODORIBAに入ったことで、持田はさらなる挑戦の場を手に入れる。2024年3月に予定されているプロジェクト「Ture Colors DANCE 2024」では、さまざまなダンサーたちと共演し、一緒に一つのステージを作り上げることが期待されている。障害の有無にかかわらず一緒にダンスを楽しむことは、持田にとっても新たな体験であり、これを通じて車椅子ダンスの魅力を広める草の根活動を進めていくことは、大変意味のあることだ。

加えて、持田は株式会社松永製作所の支援を受けて、ダンス用の車椅子開発にも関与していく予定だ。これにより、より質の高いパフォーマンスが可能となり、彼自身の活動の幅が広がることが期待される。

持田温紀は、ダイバーシティとインクルージョンの重要性を訴えかける立場でもあり、様々な講演活動を通じて「夢を描いていく人生」を提唱している。彼の活動は、障害のあるなしに関わらず、多くの人々に希望と勇気を与えるものとなるだろう。

持田がどのように次なるステージで輝きを増していくのか、今後の展開から目が離せない。


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