ヤマハが健康経営を推進、8回目のホワイト500認定取得

ヤマハが健康な職場環境を実現

ヤマハ株式会社が、「健康経営優良法人(ホワイト500)」に再び認定されました。これは、経済産業省と日本健康会議が共同で設立した制度で、健康経営に優れた企業を表彰するものです。ヤマハがこの認定を受けるのは、これで8回目となります。2017年にスタートしたこの制度は、特に大規模法人を対象に、優れた健康経営を実践する500法人に与えられます。

ヤマハグループの健康経営への取り組み

ヤマハグループでは、従業員の健康を守るための多様な取り組みを進めています。特に、健康診断の受診を推進することが重要視されています。「定期健康診断はゴールではなくスタートです」というスローガンのもと、法定健康診断をしっかりと実施し、健康診断を生活習慣病や作業関連疾患の予防に活かしています。

2002年からは、誕生月に受けることができる特別な「誕生月健診」を導入し、診断を受けた従業員には、受診日の午前中に集団健康教育や医師の診察、保健指導を実施しています。このように、健康診断を受けるだけでなく、その後のフィードバックや指導によって従業員の健康意識を高める努力を行っています。

また、診断結果をもとに受けることができるフォローアップも充実しており、ヤマハグループの定期健康診断の受診率は2024年3月期において100%を達成しました。産業医による就業区分判定も同様に100%の実施率を記録しており、従業員の健康維持に注力していることがわかります。

ヤマハの健康経営宣言

ヤマハの「Sound」という言葉は、音楽だけでなく「安全」「安心」「健全」といった様々な意味を持っています。この理念をもとに、グループ全体で心身の健康を経営課題に位置づけ、従業員の健康維持と増進に力を入れています。これにより、「世界中の人々の心豊かなくらし」を実現することを目指しています。

健康経営の推進は、企業の成長にも直結する重要な要素です。ヤマハグループは今後も、職場の健康環境の改善に努め、従業員が安心して働ける場所を提供し続けていくでしょう。