サントリーホールの2025-26シーズン、新しい音楽の魅力を発信

サントリーホールの2025-26シーズンが楽しみ！

サントリーホール（東京都港区赤坂）が、「SUNTORY HALL PRESENTS 2025-26」を発行し、新シーズンの主催公演を発表しました。これは、音楽文化の発展と未来を目指した豊かなライフスタイルと音楽体験の提供を目的としています。

この冊子の中では、サントリーホールが掲げる「最高峰の感動体験を」「多様な価値で創造を広げる」「人と人をつなぎ、響きあう」「共に未来をつくる歓び」という4つのテーマに基づき、さまざまな公演が紹介されています。

デジタルブックも要チェック！

冊子はデジタル形式でも閲覧可能で、公式サイトには「特集ページ」も用意されています。リンクはこちら。さらに、日本語と英語の特集ページも用意されており、詳細を確認したい方は日本語版や英語版へも訪れてみてください。

多彩なラインナップ

2025年のゴールデンウィークには、子ども向けの「こども音楽フェスティバル 2025」が開催され、世界最大級のクラシック音楽イベントとして期待が高まっています。続く初夏には「チェンバーミュージック・ガーデン（CMG）」が16日間にわたり、国境や世代を超えた演奏家たちを迎えて開催されます。

また、1987年から続く現代音楽の祭典「サマーフェスティバル」では、作曲家ジョルジュ・アペルギスをテーマにしたプログラムが行われ、故芥川也寸志の功績を称えた「芥川也寸志サントリー作曲賞選考演奏会」も特別なプログラムとして注目されています。今年は芥川でも特に重要な100周年があり、その記念イベントにも期待が寄せられています。

秋には、日本を代表するピアニスト・小山実稚恵さんのデビュー40周年を祝う「Concerto＜以心伝心＞」シリーズ最終回、さらにはサントリーホールのアソシエイト・アーティスト、内田光子によるピアノ・リサイタルが行われ、ビッグイベントが目白押しです。そして、特筆すべきは「クリスティアン・ティーレマン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」の演奏です。

さらに充実した特別企画

クリスマスやニューイヤーの特別コンサート、数々の新企画も用意されています。中でも「伊集院光と行く！奥深～いオルガンの世界トーク＆コンサート」ではオルガンの魅力を深く知ることができる機会があり、平日の2時からは「にじクラ」というトーク付き名曲コンサートが開催されます。

また、サントリー音楽賞を受賞した作曲家、近藤譲のオペラ『羽衣』が日本初演されるなど、多彩なプログラムが目白押しです。

教育普及・社会貢献活動

さらに、サントリーホールの特別な取り組み、「Enjoy! Music プログラム」では、未来を担う子どもたちを対象にした音楽教育や、若いプロを育成するアカデミープログラムの詳細も紹介されています。すべての人に親しみやすい空間を提供するための様々な活動が行われています。

最後に冊子はサントリーホールのチケットセンターや、アーク森ビルのラックなどでも手に入れることができます。これからの音楽シーズンに向けて、あなたもこの魅力的な音楽プログラムを体験してみてはいかがでしょうか。