東海テレビが導入した新システムで社員の働きがい向上を目指す！

東海テレビが新たに導入したエンゲージメント向上システム「Chipee」

東海テレビ放送（株）は、2025年10月に名古屋で開催される「東海テレビ1チャンまつり」において、社員のエンゲージメント向上を目指す新しいシステム「Chipee」を導入することを発表しました。この取り組みは、市民とのつながりを深め、視聴者の感謝の声を社員に届けることを目的としています。

東海テレビ「1チャンまつり」の概要

東海テレビは愛知、岐阜、三重を放送エリアに持つフジテレビ系列の地上波テレビ局です。この「1チャンまつり」は、1998年から「視聴者への感謝」をテーマに毎年開催されており、自社制作の公開生放送や限定グッズの販売、地域の高校生によるダンスやブラスバンドのステージが行われます。社員全員が参加し、来場者がテレビをもっと身近に感じられる様々な企画が展開されます。

新システム「Chipee」とその背景

今回導入される「Chipee」は、視聴者から寄せられる感謝や応援のメッセージを可視化する仕組みです。これにより、社員は自分の仕事が地域の方々に喜ばれているという実感を持つことができ、仕事へのモチベーションが高まります。社員が日々の業務の中で視聴者の声に触れる機会が限られている中、このシステムは新たなつながりを生む一歩となります。

「Chipee」の導入は、視聴者と社員の距離を縮める重要な施策であり、社員一人ひとりが誇りを持って働ける環境を作るための取り組みの一環です。

具体的な活用方法

「1チャンまつり」では、来場者が受け取る二次元コード付きの「サンキューカード」を介して、社員や出演者への応援メッセージを送ることができます。送信されたメッセージはステージ上の大型スクリーンや特設のホームページに表示され、社員が視聴者の想いを直に感じることができます。この取り組みにより、社員と視聴者の絆が一層深まることが期待されています。

代表取締役のコメント

株式会社チッピーのCEO、山崎令二郎氏は「共感の力で人と企業のつながりを育むこと」を目指しています。彼は「Chipee」により視聴者の感謝や応援が社員に直接届くとともに、地域との関係性が深まることを願っています。このシステムを通じて、新たな番組制作や視聴体験が生まれることを期待していると述べています。