思い出の味、ハル
2025-08-20 10:49:45

懐かしのごはん再現!『ハルと思い出めぐりごはん』電子連載第8巻配信開始

懐かしのレシピで心をつなぐ物語の集大成



2025年8月20日、メディカル・ケア・サービス株式会社から電子連載版『ハルと思い出めぐりごはん高齢者と食べるしあわせレシピ』の第8巻が発表されました。このコミックエッセイは、高齢者と共に過ごす時間を大切にし、彼らが「食べたい」と願う懐かしい料理を通じて、心を通わせるストーリーが描かれています。

食を通じて育まれる絆



本作の舞台は、認知症高齢者グループホームです。新米調理師の天野晴輝(あまのはるき)が、入居者の思い出を大切にしながら「懐かしいごはん」を作ります。食事を楽しむことが難しくなった高齢者たちのために、彼は「たくさんは食べられないけれど、おいしく食べたい」という願いを叶えようと日々奮闘しています。

第8巻では、ハルが新たに迎えた入居者、辻谷さんとの心温まる交流が描かれています。辻谷さんは、ハルが以前に務めていたレストランの元料理長ですが、入居当初はハルのことを思い出せない状況。その中で、ハルが作る食事に対して難しい表情で臨む姿が印象的です。しかし、数日後には誕生日会の最中に突然立ち上がり、お祝いの料理を作る意気込みを見せる辻谷さん。

思い出を共にする料理



このエピソードを通じて、懐かしい料理が持つ力が描かれています。料理には、その人の思い出が詰まっており、食を通じて人と人との絆が深まります。また、物語には食環境の工夫やレシピのアレンジも盛り込まれており、高齢者のニーズに配慮した内容が魅力です。

本書では、著者の佐倉イサミさんが描く温かみのあるイラストと、レシピ監修の真田育子さんによる栄養面を考慮したレシピが融合。読み進めるうちに、読者自身も懐かしい味を思い出し、共感を得られることでしょう。

本作の魅力を振り返る



今まで配信された作品は、介護を支える家族や従事者への理解を深めるだけでなく、高齢者自身の生活を彩る味の探求でもあります。物語を通じて、食の重要性が再認識され、さらに福祉の現場における料理の力を実感できる作品に仕上がっています。

第8巻は、「辻谷さんのまかないロールキャベツ」と題され、彼とハルの絆の象徴のような料理が登場します。ハルと思い出を巡る旅の集大成を見逃せません。

購入方法



この作品は、健達ねっとにて1話〜3話が無料公開中であり、各種電子書籍プラットフォームで第8巻の購入が可能です。心温まるエピソードと共に、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。懐かしいごはんが、あなたの心にも温もりをもたらしてくれることでしょう。


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