絵本『海のむこうで』が再登場!
アメリカの絵本作家M.B.ゴフスタインの名作『海のむこうで』(原題:ACROSS THE SEA)が、株式会社トンカチの手により再び日本の書店に姿を現します。この作品は3回目の増刷が決定し、現在、公式オンラインストアや他の書店で予約受付が行われています。特設サイトも公開され、作品の魅力が詳しく紹介されています。
作品の基本情報
- - 発売日:予約受付中
- - 価格:2,750円(税込)
- - 著者:M.B.ゴフスタイン
- - 翻訳:石田ゆり子
- - 発行者:勝木悠香理
- - 発行所:株式会社トンカチ
- - サイズ:H216×W173mm
- - ページ数:64ページ
- - ISBN:978-4-910592-03-9
- - 初版発行日:2021年6月15日
- - 初版第三刷:2025年7月25日
この作品は、ゴフスタインの代表作のひとつであり、1968年に発表された後、長らく未刊行とされていましたが、最近再評価されています。作品集は、5つの物語から構成されており、それぞれが独自の魅力を持っています。
物語の構成
『海のむこうで』は、以下の5つの物語で構成されています:
1. 海のむこうで
2. リスのお散歩
3. ソフィーのピクニック
4. 今日という日に
5. 風車
それぞれの物語は、心温まる内容で、読者を異なる世界に誘います。この作品は、ゴフスタインの初期作品の中でも特に評価が高く、彼女の独特の視点から描かれたストーリーが印象的です。
石田ゆり子による翻訳
今回の日本語版は、女優の石田ゆり子が翻訳を手がけています。彼女に翻訳を依頼した理由について、担当者は「彼女の名前が本棚に並ぶ姿を想像すると、ワクワクしました」と語っています。日常生活の中の純粋さやまっすぐさが描かれた彼女の翻訳は、ゴフスタインの作品に見事に合致しており、ファンにとっても待望の一冊です。
デザインのこだわり
『海のむこうで』の日本語版は、オリジナル版の3色を生かした新しいカラーリングが魅力。そして、物語の中の海の色が微妙に変化するデザインも特徴的です。特に、「正体不明の女の子」のサボの色が左右で異なるなど、隠れたディティールがところどころに仕込まれている点にも注目です。
特別なBOXセット
この日本語版には、原書の復刻版が含まれた特別なBOXセットも用意されています。このセットは、
- - 日本語版『海のむこうで』
- - 英語版『ACROSS THE SEA』復刻版
- - ゴフスタインのお母さんが書いた「ミラクルな手紙」のレプリカ
が含まれ、価格は7,150円(税込)です。特別なアイテムとなっているため、ファン必見です!
まとめ
『海のむこうで』は、M.B.ゴフスタインの独特の世界観と、石田ゆり子による心温まる翻訳が光る作品です。この機会にぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。予約は公式オンラインストアや書店で行われていますので、早めにお求めください。自分自身や友人への素敵な贈り物にもぴったりの絵本です!