第7回岡山子ども未来ミュージカル「ハロルド！」大阪万博での壮行会を開催

2025年8月12日と13日、大阪・関西万博での開催が予定されている第7回岡山子ども未来ミュージカル「ハロルド！」の壮行会が、8月7日に岡山芸術創造劇場ハレノワで行われました。イベントでは、万博の舞台に立つこととなる子どもたちが演目の一部を披露し、会場の応援が子どもたちの心をさらに鼓舞しました。

この壮行会は、子どもたちにとって万博の舞台に向かう大切な出発点です。日本カバヤ・オハヨーホールディングスのCEO、山崎陽子氏は、万博での開催が岡山の誇りであると強調し、このイベントがこれまで応援してきた方々への感謝を伝える機会でもあると述べました。また、彼女は「ハロルド！」を通じて子どもたちが成長し、未来を担う人となることを願っていますと語りました。

岡山県内の小学生から高校生までが参加するこのミュージカルは、プロの俳優やスタッフとの共同作業により、約2か月半かけて準備されています。子どもたちは、それぞれが持つ個性を活かしつつ、仲間とのつながりを深めながら舞台を作り上げていきます。これまでに6回の公演を重ねてきた「ハロルド！」は、子どもたちにとってかけがえのない経験となり、成長の場ともなっています。

壮行会では、多くのサポーターや関係者が集まり、子どもたちにエールを送りました。具体的には、岡山子ども未来ミュージカルの公式サイトや、関係企業の協力などが紹介され、地域全体がこのプロジェクトを支えていることが感じられました。

また、イベントが広く認知されていることを示すため、これまでも地元のメディアや経済団体などと連携をしてきたことも言及され、県内外からの応援が子どもたちの舞台経験をより豊かにしています。特に、2025年の大阪・関西万博の舞台が、岡山の子どもたちにとっての国際的な架け橋になることを期待されています。

公演情報も発表され、今後のチケット販売についての案内も行われました。公演チケットは、万博の公式サイトにて先着予約が可能で、はじめての試みとして、昨年好評だった「家でもハロルド！」というライブ配信も行われることが決定しています。この取り組みにより、お家にいながらも劇場の雰囲気を味わうことができ、多くのファンに楽しんでもらえることでしょう。

「ハロルド！」は、岡山の子どもたちにとって自己表現の場であり、仲間との絆を深める大切な経験を提供しています。岡山の文化として、このミュージカルが次世代に受け継がれていくことを期待するとともに、子どもたちが万博の舞台で成長し、未来に羽ばたいていく姿を見守ることが、私たちの願いです。今後も岡山の文化、そしてこの未来ミュージカルが地域の誇りであり続けるよう、引き続き応援していきましょう。