栗田貫一が絵本作家デビュー!
タレントで声優としても知られる栗田貫一さんが、ついに絵本作家としてデビューしました。彼が手がけた絵本のタイトルは『ビックリ!もりのなか』。2025年9月5日に株式会社誠文堂新光社より発売されます。
絵本の内容
この物語は、歌が大好きで、ものまねが得意なクリの実「クリボン」を中心に展開されます。クリボンは、クリの木から落ちた瞬間に森を舞台にした“ビックリ”の連続に巻き込まれます。はじまりは、きょうだいを探すクリボンの前に落ちてきたドングリ、名前は「ドングリン」。二人はすぐに親友となり、森での冒険が始まります。
森の中では、次々と驚くような出来事が訪れます。「走り出したら止まらない」という名のイノシシに遭遇し、空高く舞い上がったクリボンとドングリンが落ちた先には、大きなクマが待ち受けています。果たしてクリボンはこの危機をどう切り抜けるのか、わくわくする展開が待っています。
音声付きの新たな試み
『ビックリ!もりのなか』の最大の特徴は、二次元コードを通じて、栗田貫一さん本人による読み聞かせ音声が楽しめるという点です。読み聞かせは“ものまね四天王”として知られる栗田さんが担当し、主人公だけでなく、動物の声や子どもが喜ぶ擬音も全て彼が一人で演じています。子どもたちだけでなく、一緒に聴く大人にも笑顔を届けることができるでしょう。
自然を学び、友情を育む
この絵本は、ビックリするようなお話を通じて、秋の森の美しさや豊かさ、そして動物たちの共生について教えてくれます。クリボンたちの冒険を通じて、自然の多様性や、仲間を思いやる気持ちを育むことができる内容となっています。特に、リズミカルな擬音や歌が自然の不思議さや友情の絆を楽しく表現しています。
著者とイラストレーターのプロファイル
栗田貫一さんは、1983年に「日本ものまね大賞」でデビューし、ものまねブームを牽引してきました。また、1995年からは『ルパン三世』におけるルパン役の声優としても多くのファンに親しまれています。
イラストを手がけたのは茅野直美さんで、多摩美術大学卒業後、広告代理店での経験を活かして数々のクリエイティブ作品を生み出しています。
書籍情報
- - 書名:ビックリ!もりのなか
- - 著者:くり かんいち
- - イラスト:茅野 直美
- - 仕様:B5変判、40ページ
- - 定価:1,430円(税込)
- - 発売日:2025年9月5日(金)
- - ISBN:978-4-416-52503-6
この絵本は、特設ページからも詳細を確認して購入可能です。新しい絵本の形として、ぜひ親子で楽しんでください!
特設ページはこちら。
対象年齢
未就学児から小学校低学年向けで、特に3歳以上の子どもたちにお薦めですが、自分で読む場合はどの年齢でも楽しむことができます。