リチャード・スキャリーの新作クリスマス絵本
世界中で大人気の絵本作家、リチャード・スキャリーが新たなクリスマス絵本『せかいでいちばんのクリスマスえほん!』を発表しました。この作品には、彼の代名詞とも言える「ビジータウン」が舞台となり、11の心温まる物語が詰まっています。
ビジータウンの賑やかなクリスマス
「ビジータウン」では、動物たちが笑顔で過ごし、クリスマスを迎える準備に大忙しです。サンタさんのおもちゃ工房の鍵が見つからなかったり、そりが壊れてしまったりといったハプニングも起きますが、ビジータウンの住人たちは決してめげません。皆で力を合わせて、安心して楽しいクリスマスを迎えようと奮闘します。
11の物語の内容
本書には以下の11話の物語が収められています:
1. もうすぐクリスマス
2. いつもしんせつ、ボーンズせんせい
3. グロンクルさんはおこりんぼ
4. ぶたのゆうびんやさんとキティおばさん
5. おもちゃこうぼうでひとさわぎ
6. ヒルダ、サンタさんをたすける
7. せかいでいちばんのクリスマスプレゼント
8. フランブルさんのおてつだい
9. おばあちゃんへのプレゼントはなーに?
10. おばあちゃんのいえにいく
11. わるいふたご
巻末には、英語のクリスマス用語が併記されているため、親子で一緒に楽しむことができます。この新しい絵本は、冬の一家団らんにぴったりな存在です。プレゼントとしても喜ばれることでしょう。
書誌情報
この新刊『せかいでいちばんのクリスマスえほん!』は、リチャード・スキャリーが著者、いわじょうよしひとが翻訳を手掛けています。岩崎書店から発売され、定価は2,035円(本体1,850円+税)。判型はB4変形判で、40ページの構成となっています。ISBNは978-4-265-85247-5です。
作者リチャード・スキャリーについて
リチャード・スキャリー(Richard Scarry)は、1919年にアメリカで生まれました。彼の絵本は、世界中の子どもたちの心を掴み、30以上の言語に翻訳され、累計で1億5000万部以上が販売されています。「ビジータウン」シリーズは特に人気が高いです。
翻訳者いわじょうよしひとについて
翻訳者のいわじょうよしひとは、富山県出身で、数々の名作を翻訳してきました。特に『うみべのまちで』が、第65回産経出版文化賞翻訳作品賞を受賞するなど、その実力が高く評価されています。
まとめ
リチャード・スキャリーの新作は、子どもたちだけでなく大人も楽しめる内容で、心温まるクリスマスの物語を家族で楽しむことができます。この冬、ぜひ手に取って、ビジータウンの賑やかなクリスマスに浸ってください。