LPGAシーズン最終戦、熱戦の舞台へ
今年も残すところあと2試合となったLPGAシーズン。特に注目を集めているのが、フロリダ州ペリカンGCで開催される「アニカ・ドリブン・バイ・ゲインブリッジ・アットペリカン」です。この大会は2020年に新設され、2023シーズンからはLPGA殿堂入り選手アニカ・ソレンスタムの名を冠することになり、さらなる注目を集めています。歴史あるドナルド・ロス設計のコースは、1925年にオープン。豊かな緑とアップダウンのあるバミューダ芝のフェアウェイが特徴で、多くの選手がこの舞台でのプレーを楽しみにしています。
WOWOWによる連日生中継と「日本人選手専用カメラ」も一つの魅力として、山下美夢有、西郷真央、竹田麗央、そして渋野日向子を含む日本勢12人の選手が、最終戦出場を懸けて競い合います。
選手たちの意気込み
大会を前に、選手たちによるインタビューも行われ、彼女たちの意気込みが語られています。
山下美夢有選手は、体調は良好であるものの、時差ボケについても少し影響があると述べました。彼女はマレーシアでの優勝やTOTO大会での3位入賞を振り返り、良い流れでこの大会に臨むことができると自信をのぞかせました。
西郷真央選手は、残り2試合ということであっという間の1年だったと語りながら、今までの成果を精一杯出したいとの意気込みを見せました。彼女は新たに取り組んできたスイングのイメージがうまくはまることを期待しています。
竹田麗央選手は、体調はバッチリであると話し、日本でのおいしい食事にも癒やされた様子。また、コースの印象を「難しい」としながらも自信を持ってプレーすることを誓いました。
岩井千怜選手にとっては、日本で強い応援を受けた先週の経験が、大きな励みとなっています。コースに対する印象を「トリッキーなグリーン」と捉えつつ、楽しむ気持ちで臨む意向を示しました。
渋野日向子選手は、日本での試合を経てリフレッシュできたことに感謝し、より高い気持ちで試合に臨むことを強調。また、意識すべきポイントは多いとし、集中したいと語りました。
吉田優利選手は、日本での試合が良くなかったものの、自身のゴルフを続ける重要性を強調し、プレッシャーに対処しつつプレーする意志を持っています。
大会情報と放送スケジュール
「アニカ・ドリブン・バイ・ゲインブリッジ・アットペリカン」の公式開催日は
11月14日から17日で、WOWOWによる生中継も予定されています。各日の放送は以下の通りです。
- - 第1日:11月14日(金)午前0:00~
- - 第2日:11月15日(土)午前0:00~
- - 第3日:11月16日(日)午前3:30~
- - 最終日:11月17日(月)午前3:00~
この大会がLPGAシーズンのハイライトとなることは間違いありません。観戦する側も、選手たちの最後の力を尽くす姿に期待が高まります。是非とも応援して、熱い戦いを見届けましょう。