腸を整え体調改善！漢方薬の最新活用法が明らかに

漢方薬で腸から健康をサポート！

最近の西洋医学研究によって、漢方薬が腸の健康に及ぼす驚くべき効果が明らかになりました。腸内の善玉菌を活性化させることで、腸管免疫力を高め、さまざまなお腹の不調を改善するほか、感染症のリスクを低下させる効果もあるとされています。これは、便秘や下痢、腹痛といった症状に悩む人々にとって非常に嬉しいニュースです。

漢方薬の持つ多面的な効用

漢方薬には、体内のバランスを整える力があるため、腸の不調はもとより、風邪やインフルエンザ、新型コロナといった感染症からの防御力も向上します。また、糖尿病や腎臓病、肥満の予防にも効果が期待されています。腸から体調を整えることで、精神的な安定ももたらす漢方薬の素晴らしさがわかります。

本書『漢方で腸から体を整える』では、サイエンス漢方処方研究会の理事長であり、医学博士である井齋偉矢先生が、現代の医学と漢方の知識を組み合わせた具体的な活用法を伝授しています。これにより、ただただ漢方薬を使うのではなく、科学的根拠に基づいた賢い方法で、体の内側から健康を促進することが可能になります。

井齋偉矢先生のプロフィール

井齋偉矢先生は、1950年に北海道で生まれました。北海道大学医学部を卒業後、消化器外科や肝臓移植外科の専門医として経験を積み、オーストラリアでの臨床研究を経て帰国。独学で漢方治療に取り組み、現在では日本東洋医学会認定の専門医・指導医として活躍されています。

彼は2012年にサイエンス漢方処方研究会を設立し、エビデンスに基づいた漢方薬の普及に貢献しています。著書には「抗がん剤の辛さが消える速効!漢方力」や「西洋医学が解明した「痛み」が治せる漢方」など、多数の医学書があります。