MagicHolicが新たな挑戦を開始
株式会社MagicHolicは、東京都が推進する女性起業家の成長を促進する「APT Women」第10期に採択されたことをお知らせします。このプログラムでは、女性が運営する新たなビジネスモデルが注目を集め、MagicHolicもその一員として選ばれました。特に注目すべきは、同時に「STORYS.JP」の運営会社である株式会社OXNY LABとのパートナーシップを結び、新しいショートアニメ制作に着手したことです。
APT Womenプログラムとその意義
APT Womenは、東京都が実施している女性起業家向けのアクセラレーションプログラムであり、グローバル市場で競争力を持つ企業の育成を目的としています。MagicHolicは、このプログラムを通じてさらなる成長を目指し、他の参加企業とともに切磋琢磨しています。
日本のマンガ・アニメ産業の現状
日本のマンガ・アニメ産業は多くの課題を抱えています。その中でも特に目立つのは、海外市場へのアクセスの難しさです。実に97.4%の新作マンガが、海外に届かない現状があります。また、83.5%の海外ファンが「アニメは観るがマンガは読まない」と答えており、メディアフォーマットの壁も存在しています。さらに、従来のアニメ制作には高額なコストと長い制作期間が伴い、多くの作品が日の目を見ないまま終わってしまっています。
MagicHolicの革新的ソリューション
MagicHolicは、独自のAI制作エンジンを活用することにより、これらの課題を克服するためのソリューションを提案しています。具体的には、従来の1/60という驚異的なコストで高品質なアニメーション制作を行い、制作期間を従来の年単位から月単位に短縮します。また、10言語以上での同時展開を実現し、グローバルなアクセスを飛躍的に向上させるのです。
STORYS.JPとのパートナーシップの詳細
STORYS.JPは、「物語の力」を信じ、多様な人生の物語を共有するプラットフォームです。このたびMagicHolicは、STORYS.JPが保有するコンテンツIPから作品を選出し、AI技術を駆使してショートアニメ版を制作することになりました。その制作は、各タイトル3〜5分という短時間での縦型動画フォーマットが特徴です。また、多言語展開も行い、YouTubeやTikTokなどの主要プラットフォームでの公開を予定しています。
今後の展望
MagicHolicは今後、2025年度に15〜20作品の制作体制を確立し、主要プラットフォームで総合的に5万人のチャンネル登録者を目指します。また、IPライセンスの獲得も30タイトルを目指しています。2030年には、50カ国にわたり500万人のファンに1,500作品以上を届けるという壮大なビジョンを描いています。
代表取締役のコメント
代表取締役の水上渚氏は、「APT Womenへの採択とSTORYS.JPとのパートナーシップの同時達成を嬉しく思います。これを機に、日本の優れた物語文化の新たな可能性を開いていきたい」と述べています。東京都のサポートを受けながら、MagicHolicはグローバル市場での成功を収めるべく、全力を尽くします。
会社概要
株式会社MagicHolic では、AI技術を駆使してショートアニメ制作及び配信プラットフォームの開発・運営を行っています。詳しくは
公式ウェブサイトをご覧ください。
また、
株式会社OXNY LAB はSTORYS.JPを運営しており、詳細は
こちらをご覧ください。