論理と創造の新しいスタイル『ロジクリ思考』
2025年2月22日、株式会社大和書房から『ロジクリ思考 本当に頭のいい人はロジカル×クリエイティブで考える!』(著:川上徹也・春仲萌絵)が発売される。この書籍は、RPGの楽しさを取り入れた新感覚の思考術である。
思考術の冒険へ
本書は、シンキングダムというユニークな舞台設定をもとに、登場人物のロジ姫とクリ王子が姿を変えた知恵を借りて冒険する物語が展開される。彼らは、国から出された難題に挑む中で、レジリエンス力やラテラル力、説得力などの「7つの思考力」を育む旅に出る。これにより、読者は自身の論理的思考と創造的思考を同時に高めることができる。
新しい思考力の習得
この書籍の大きな特色は、単なる読書にとどまらず、読者が実際に問題解決に挑むことで思考力を養う点である。各章では、さまざまな問題が提示され、その解決策を考えることで、頭を柔らかくし、具体的な思考力を伸ばしていく。また、エンターテインメントを通じて思考力を高めるため、創造的なアプローチが求められ、読者は気軽に挑戦しながらスキルを磨くことができる。
具体的には、次のような内容が展開される:
- - 第1章では、レジリエンス力を高めるため、「スマホなしで新宿駅で待ち合わせる方法」を考える。
- - 第2章では、ラテラル力を育むために「リンゴ3個とみかん5個を公平に分ける問題」に挑む。
- - 第3章では、リロード力を鍛えるために「本の使い道を100通り探す」課題が出される。
このように、各章の問題解決を通じて、創造力を刺激し、理論的な思考を伴った問題解決能力を育んでいくのだ。
著者の紹介とプロジェクトの背景
本書の著者である川上徹也は、広告業界での豊富な経験を持つクリエイターであり、「ストーリーブランディング」という概念を導入した第一人者と知られている。一方、春仲萌絵は若くして多くの著作と実績を持つグラフィック・クリエイターだ。二人は、それぞれの分野で培った知見を活かし、新たな思考力の重要性を伝えたいという理念からこの書籍を執筆した。
この書籍は、子どもから大人まで幅広い層に向けて、論理的な問題解決能力とクリエイティブな発想力を育成することを目的としている。さまざまな現代の課題に立ち向かうために、ぜひ多くの人に手に取ってもらいたい。その一歩が、社会のイノベーションへと繋がるかもしれない。
書籍概要
- - 書名: ロジクリ思考 本当に頭のいい人はロジカル×クリエイティブで考える!
- - 著者: 川上徹也・春仲萌絵
- - 発売日: 2025年2月22日
- - 判型: A5判
- - ページ数: 176ページ
- - 定価: 1,760円(税込)
- - 発行元: 株式会社大和書房
この新しい思考術が、多くの読者にとって新たな挑戦となり、将来のアイデア創出のヒントとなることを期待している。