国産小麦の魅力に迫る「ニッポン小麦紀行」
新横浜ラーメン博物館が、国産小麦の素晴らしさを伝えるイベント「ニッポン小麦紀行」を2025年5月8日から7月2日まで開催します。このイベントでは、現在出店中の8店舗がそれぞれの地域で収穫された国産小麦を使用したオリジナルの創作ラーメンを提供し、毎週変わる新しい味を楽しむことができます。
イベントの目的と背景
日本のラーメン文化は、世界の食文化の中でも注目を集めていますが、その中で使われる小麦の国産比率はわずか7%に留まっています。多くは海外からの輸入小麦が使われており、国内で栽培できる国産小麦の魅力はあまり知られていません。この現状を変えるため、今回の「ニッポン小麦紀行」では、みなさんに国産小麦の美味しさと多様性を体感してもらうことを目指しています。
国産小麦には約70種類もの品種があり、それぞれ特有の味わいや特徴を持っています。中には、やわらかさと弾力が魅力の品種もありますが、これらはあまり知られていません。このイベントを通じて、国産小麦がもたらす豊かな味わいを知り、その価値を再認識してもらいたいと考えています。
国産小麦の現状
2023年の国内小麦総使用量は562万トンで、そのうち国産小麦の使用量は94万トン(16.7%)です。自給率は約17%にとどまっていますが、1960年代には100%を超える時期もありました。日本各地で栽培されている国産小麦の多くは、北海道が中心ですが、他の地域でも多様な小麦が生産されています。
週替わりで楽しめる創作ラーメン
「ニッポン小麦紀行」では、8つの店舗が参加し、それぞれの地域の国産小麦を使ったラーメンを提供します。提供店舗は以下の通りです:
- - 博多文福(福岡県):5月8日~5月14日
- - 淺草 來々軒(東京都):5月15日~5月21日
- - こむらさき(熊本県):5月22日~5月28日
- - 六角家1994+(神奈川県):5月29日~6月4日
- - 利尻らーめん 味楽(北海道):6月5日~6月11日
- - 龍上海本店(山形県):6月12日~6月18日
- - 琉球新麺 通堂(沖縄県):6月19日~6月25日
- - 博多一双(福岡県):6月26日~7月2日
各店舗のオリジナルラーメンについて詳細は随時更新される特設ページをご覧ください。
参加特典も充実
イベント参加者には「ニッポン小麦紀行ステッカー」がプレゼントされ、さらに各店分のシールを集めることで「ニッポン小麦紀行トートバッグ」と交換できるスタンプラリーも実施します。これらのグッズは小麦の大袋をイメージしたデザインになっており、イベントを盛り上げます。
開催概要
- - イベント名: ニッポン小麦紀行
- - 主催: 新横浜ラーメン博物館
- - 開催期間: 2025年5月8日(木)~7月2日(水)
- - 特設ページ: 新横浜ラーメン博物館
新横浜ラーメン博物館の魅力
新横浜ラーメン博物館は、全国各地のラーメンを一度に楽しめる食のアミューズメントパークです。各種ラーメンの文化や歴史を学べる展示や体験コーナーもあり、ラーメンファンにはたまらない場所です。ぜひこの機会に、国産小麦の魅力を堪能しに訪れてみてください!