DMM、実写映像事業「DMM FILMS」をスタート
合同会社DMM.comが、新たに実写映像製作事業「DMM FILMS」を開始することを発表しました。この事業は、実写映画やドラマの企画、製作、出資を中心に進められます。DMMはこれまで培ったエンターテインメントのノウハウを生かし、映像配信やグッズ制作、イベント企画などを豊富に手掛けることで、視聴者に多岐にわたる楽しさを提供する予定です。
初作品「山田くんとLv999の恋をする」
「DMM FILMS」の第1弾プロジェクトとして、KADOKAWAが制作する2025年の公開予定映画「山田くんとLv999の恋をする」に出資します。この作品は、人気の原作を基にしたドラマティックな恋愛ストーリーが展開され、全国で首都圏からの公開が予定されています。加えて、DMMのさまざまなエンタメサービスを通じたグッズの企画・販売の展開も行われる見込みです。
事業立ち上げの背景
最近の調査によれば、日本では約3人に1人が「推し」と呼ばれるキャラクターや人物に情熱を注いでいるとのことです。この「推し活」が進む中で、オタク市場は年々拡大しており、2023年の市場規模はなんと約8,000億円を超えました。特に、アニメ関連市場における成長が目立ち、過去最高値を記録しています。
実写映像作品もこの流れに遅れず、配信や商品化といった副次的な市場が求められていることから、DMMはこのビジネスの拡大を決断しました。DMMは新しい「推し」体験を作り出し、視聴者の期待に応えるための多角的なエンタメプラットフォームを構築する方針を掲げています。
多様なサービスの展開
「DMM FILMS」では、実写映像作品の企画や製作、出資を通じて、映像に留まらず、グッズ販売やイベント企画、ゲーム化など、様々な角度から作品を楽しむことができる体験を提供します。また、DMM内部でのエンターテインメント関連サービスを活用し、観客の期待に応えていく意向です。
DMMの成長と未来
1998年の創業以来、DMM.comは多岐にわたるサービスを展開し、2024年までに会員が4,507万人を超えるという大規模なコミュニティを持つ企業へと成長しました。動画配信や電子書籍、アニメコンテンツなどのエンタメサービスのほか、最先端のテクノロジーを取り入れた様々な事業を手掛けてきています。このような背景から、新たな「DMM FILMS」がどのような未来を切り開くのか、非常に楽しみです。
DMM FILMSについての最新情報は、公式サイト
こちらをご覧ください。また、「山田くんとLv999の恋をする」の詳細は、公式サイト
こちらからもチェックできます。