Peer Study新企画:月替わりオンライン映画上映会
在宅医療に従事する専門職の皆さんに、心温まる映画を通じて新たな視点を提供する「Peer Study」が、2025年10月から月替わりのオンライン上映会を実施します。運営する株式会社ワンダーラボラトリーが手掛けるこの企画では、映画『ケアニン』シリーズをはじめ、在宅医療や介護、地域共生といったテーマに基づく全7作品を各月に異なるタイトルでお届けします。
映画を使った学びの場を提供
急速に進む高齢化社会において、在宅医療の重要性はますます高まっています。専門職の方々は医学的な知識だけでなく、利用者様やそのご家族への寄り添い、他職種との連携も求められています。しかし、日々の業務に追われて視野を広げるチャンスは限られているのが実情です。そこで、Peer Studyは映画を通じて専門職への新たな視点や気づきを促進することを目的としています。
映画は、様々な人生模様や社会問題を描く力を持っています。作品を観ることで、在宅医療に関わる人々が自らの仕事への情熱を再確認し、多職種との協力方法を見出し、利用者様の家族の感情をより深く理解する契機となることを目指しています。
初回上映作品は『オレンジ・ランプ』
2025年10月のマンスリー上映会で取り上げられるのは、映画『オレンジ・ランプ』です。本作は「認知症」と「地域共生」をテーマに、39歳で若年性認知症と診断された夫とその妻の9年間の実話を描く、感動的で温かい物語です。この映画を通じて「もしあなたの大切な人が認知症になったらどうするか?」という問いを投げかけつつ、地域で誰もが暮らしやすい社会作りについて考えさせられます。
豊富な上映予定作品
10月からのマンスリー上映会では、以下のような多様な作品がラインアップされています。
- - 2025年11月:『ケアニン〜あなたでよかった〜』 - 介護の新たな視点を提供します。
- - 2025年12月:『ピア〜まちをつなぐもの〜』 - 在宅医療と多職種連携をテーマにした作品です。
- - 2026年1月:『僕とケアニンと島のおばあちゃんたちと』 - 地域共生の視点が描かれます。
- - 2026年2月:『ケアニン〜こころに咲く花〜』 - 認知症に対する家族の葛藤を描きます。
- - 2026年3月:『ガレキとラジオ』 - 震災復興と地域共生に関するストーリーです。
- - 2026年4月:『僕とケアニンとおばあちゃんたちと。』 - 実際の介護現場に密着したドキュメンタリーです。
Peer Studyの成長と目指す未来
Peer Studyは2025年9月時点で会員登録者が9,300名を超える成長を見せています。今後も、在宅医療に関わる専門職の学びの場、つながりの場を提供していくことで、地域医療の発展に寄与することを目指しています。
上映会の詳細
本上映会はPeer Studyのプレミアム会員限定で配信されます。
- - 視聴方法:Peer Studyにて
- - 視聴条件:プレミアム会員登録が必要
さらなる情報
- - Peer Study ~在宅医療カレッジ: 公式サイト
- - 株式会社ワンダーラボラトリー: 公式サイト
この新しい試みにぜひ注目し、映画を通じて新たな知見を得てほしいと思います。