映画『遠い山なみの光』
2025-04-10 19:02:53

U-NEXT製作映画『遠い山なみの光』がカンヌ国際映画祭にノミネート!

映画『遠い山なみの光』、カンヌ国際映画祭にノミネート



U-NEXTが製作を担当する映画『遠い山なみの光』が、5月13日から24日に開催される第78回カンヌ国際映画祭で、「ある視点部門」にノミネートされたことが発表されました。これは、映画界にとって大きな注目を集める出来事です。

この映画は、ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの小説『遠い山なみの光』を原作としており、監督は「ある男」で日本アカデミー賞を受賞した石川慶が手掛けています。日本、イギリス、ポーランドの3か国が共同制作を行ったこの作品は、主演に広瀬すずを迎え、共演に二階堂ふみを配しています。舞台は、戦後の50年代の長崎と、80年代のイギリスという2つの時代と場所が交差する中で、記憶の奥深くに秘められた物語を描きます。

映画のあらすじ



物語は、イギリス・ロンドンに住むニキが主人公です。ニキは日本人の母とイギリス人の父を持ち、大学を中退して作家を目指しています。自著を書くために、かつての異父姉の死後、母が独りで暮らしている郊外の実家を訪れます。母の悦子は、長崎で原爆を経験し、その後イギリスに移住してきた過去を抱えていますが、ニキは母の過去について話を聞いたことがありません。

悦子と数日間を共にする中で、彼女は最近見たという「夢」について語り始めます。その夢は、かつて長崎で出会った女性とその幼い娘にまつわるもので、ニキは母の理解を深めることになります。

制作チーム



本作の監督である石川慶は、数々の映画で高く評価されており、作品のクオリティにも大いに期待が寄せられています。また、製作には是枝裕和監督の制作者集団「分福」や、イギリスのNumber 9 Films、ポーランドのLava Filmsも参加し、国際的な制作体制が整っています。

U-NEXTの映画製作への取り組み



U-NEXTは、「映画を観るならU-NEXT」というスローガンのもと、映画製作に力を注いできました。2017年からは映画作品への出資も開始し、様々な優れた映画を世に送り出しています。最近では、アニメーション映画『劇場版 忍たま乱太郎ドクタケ忍者隊最強の軍師』や、他の話題作にも出資し、ラインナップをさらに充実させています。

観客が映画館で観る体験を重要視し、U-NEXTポイントで映画チケットを購入することができるようになるなど、映画館との連携も強化。全国2900以上のスクリーンと連携し、映画を楽しむ環境を整えています。

公開予定とカンヌでの期待



『遠い山なみの光』は、今年の夏に公開予定です。カンヌでの活躍が本作の注目をさらに高めることが期待されます。多くの人々がこの作品を通じて、過去の記憶や家族の絆について考えるきっかけになることでしょう。

U-NEXTは、映画を映画館で楽しむこと、その後は配信サービスを通じていつでも観られる環境を提供することに力を入れています。今後の『遠い山なみの光』の続報や公開に、ぜひご期待ください。


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