障がいを超えた個性のハーモニー！アートで彩ったラッピングピアノの魅力

障がいを超えた個性のハーモニー！

株式会社河合楽器製作所がこの度、静岡県藤枝市に拠点を置くアートグループ「waC（ワック）」の作品で美しく装飾されたラッピングピアノを新たに公開しました。この作品は、障がいを持つアーティストの想像力と個性を結集したもので、訪れる人々に新たな感動を与えることを目指しています。

アートの力を感じる瞬間

人は、音楽を聴くことで心が和み、感情が豊かになります。しかし、今回はその音楽とアートが融合し、見る者にさらなるワクワク感を届ける一台のピアノが誕生しました。河合楽器製作所は、来年創業100周年を迎えるにあたり、これまでの歴史を振り返りつつ、障がいのあるアーティストたちを支える活動の一環としてこのプロジェクトを進めています。

「waC」のアート作品の魅力

「waC」は、特別支援学校の卒業生を中心に構成されるアートグループで、月に一度の創作活動を通じて、自由な表現と個性豊かな作品を生み出しています。動物や日常をテーマにしたユーモラスな絵画、カラフルな抽象表現など、その作品は多様性に富んでいます。これらのアートがラッピングピアノに施されることで、すべての作品がひとつの大きなハーモニーを奏でています。

個性を際立たせるデザイン

ピアノを彩る一つ一つの作品には、アーティストたちの個性が色濃く反映されています。その色彩豊かでダイナミックな表現は、観る者に新たな感覚を与えます。また、アートと音楽は決して相反するものではなく、互いに影響を与え合い、豊かな表現を生み出すものです。私たちはこのピアノを通じて、音楽とアートの垣根を超えた新しい体験を提案します。

展示イベントの予定

このラッピングピアノは、様々な場所で展示予定です。2025年11月6日には静岡音楽館AOIの8階ロビーでの「村上開明堂秋の福祉コンサート2025」にて公開され、続いて11月7日から11月24日には藤枝市役所、そして11月29日から30日にはアクトシティ浜松での展示イベントが控えています。また、12月4日には浜松市福祉交流センターでも見ることができ、アートと音楽のコラボレーションを楽しむことができます。