爪のアピアランスケア
2025-07-15 08:40:50

がん治療における爪の悩みを解消!新刊専門書が登場

新刊『がん治療における爪のアピアランスケア』が発売



がん患者のおよそ10人に1人が、抗がん剤治療などによる副作用に悩んでいます。その中でも、爪の変色や変形は多くの方にとって大きな心理的負担となります。そんな悩みを支えるために、株式会社河出書房新社が、医師監修のもと『がん治療における爪のアピアランスケア』という専門書を2025年7月11日にリリースします。

本書では、東京大学医学部附属病院でアピアランスケアに取り組んでいる分田貴子医師が監修を行い、爪に特化した外見ケアについて詳しく解説されています。著者陣は美容従事者の小笠原弥生氏と大江身奈氏が監修し、アピアランスケアサポート研究会が中心となって執筆を進め、それをオールカラー図解で分かりやすく表現しています。

アピアランスケアの重要性


がん治療時に外見が変わることは、脱毛と並ぶ心理的なストレス要因です。患者さんやそのご家族が直面するこの問題に対し、「アピアランスケアサポート研究会」が2015年に設立され、正しい情報と技術をもとにしたサポートが行われています。
この新刊は、治療を受ける患者さん、医療従事者、またアピアランスケアに興味のある美容従事者全ての方々に役立つ内容が盛り込まれています。特に爪のアピアランスケアを専門的に扱ったものは初めてとのことで、非常に注目が集まっています。

書籍の特徴


本書はオールカラーで、多数のイラストやプロセス写真を活用しており、視覚的に理解しやすいように工夫されています。特集されている内容は、爪のケア方法、必要な道具、消毒管理からカラーリングの各プロセスに至るまで多岐にわたります。これにより、美容従事者が医療現場でのケアを行う際に自信を持って取り組むための教科書的な役割も果たします。

目次から見る本書の魅力


書籍の目次には、アピアランスケアの重要性、爪に関する基礎知識、そして実践的なケア方法が順を追って紹介されています。特に、消毒管理やファイリング、キューティクルケアの具体的な手順は、実際の現場で役立つ情報が満載です。

監修者と著者の紹介


監修者:分田貴子医師
東京大学を卒業し、がん研究センターで免疫治療に従事。その後、がん患者への外見ケアに特化したサービスを提供するために努力を続けている。

著者:小笠原弥生、 大江身奈
両名は美容従事者であり、アピアランスケアを支援する活動に力を注ぎ、多くの患者をサポート。特に爪のケアの分野で多くの実績を持つ。

結論として


『がん治療における爪のアピアランスケア』は、今後の爪のケアに対する新たなアプローチを提案する一冊です。がん治療に伴う外見の変化に寄り添い、患者や支援者にとって心強いパートナーとなるでしょう。ぜひこの機会に、皆様も手に取ってみてはいかがでしょうか。
定価は税込5,940円、発売日は2025年7月11日です。詳細は株式会社河出書房新社のホームページをご確認ください。


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