小学生不登校の実用書
2025-08-12 11:35:14

小学生の不登校問題を考える新書、親に寄り添う実用書を2025年に発刊

小学生不登校の現状



日本の教育現場で深刻な問題となっている小学生の不登校。この10年間で、文部科学省の調査によると小学生の不登校数は驚くべき増加を示しています。2014年度には2万5,866人だった不登校数が、2023年度には数値が13万370人と、実に5倍以上増加しました。このような状況下、特に夏休み後は学校に行けない子どもたちが急増するため、親たちの心配は尽きません。

離職に追い込まれる親



不登校の影響を受けるのは、当然子どもだけではありません。親もまた、子どもの不登校に伴う精神的・経済的負担を抱えることが多く、仕事を辞めなければならない状況に追い込まれることも珍しくありません。家庭内にストレスが溜まり、精神的な不安や体調不良を引き起こす親も少なくないのです。ここ数年、こうした家庭が続出しているシーンは、まさに現代の日本を象徴しています。

石井しこう氏の新書



そんな中、株式会社KADOKAWAから新たに発売される書籍『小学生不登校 親子の幸せを守る方法 400人の声から生まれた「親がしなくていいことリスト」』の著者である石井しこうさんは、400名以上の不登校の子どもやその親に取材を行い、実際の声をもとにこの本をまとめました。彼が提唱する『しなくていいことリスト』は、親が気を付けるべき行動を具体的に示しています。

しなくていいことリスト



本書では、親が不登校問題に向き合う際に「すべきこと」ではなく、むしろ「しなくていいこと」に焦点を当てており、例えば、何がなんでも子どもを学校に行かせようとする行動や、同伴登校を強要する行為が逆に子どもにプレッシャーを与えてしまう可能性があると警告しています。この視点の転換は、多くの親にとって新たな発見となるでしょう。

子どもへの理解



石井氏は、「学校に行けない」という事実が親と子の幸せを妨げるものではなく、むしろそれを受け入れることで新たな選択肢が生まれると指摘します。『学校に何が何でも行かせないといけない』という思い込みを手放したとき、不登校の真の解決の道が開けるのです。これは多くの親が経験しがちな『あるある』的な行動に対する新たな対処法とも言えます。

誰にでもおすすめ



この書籍は、行き渋りや不登校に悩む親、あるいは子どもの異変を感じている人、同伴登校を行っている家庭など、さまざまな人々に向けて書かれています。特に、夏休み明けに不安を抱える親たちは、ぜひこの本を手に取ることで、新たな視点やヒントを得られるでしょう。

書籍の詳細



書名:小学生不登校 親子の幸せを守る方法 400人の声から生まれた「親がしなくていいことリスト」
著者:石井しこう
定価:1,650円(本体1,500円+税)
発売日:2025年8月12日(火)
判型:四六判
ページ数:224ページ
ISBN:978-4-04-607539-0
発行:株式会社KADOKAWA

親と子どもが幸せに過ごすための道筋を示すこの書籍は、家庭に新しい風を吹き込む一冊になること間違いありません。


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