絵本『わたしはBIG!ありのままで、かんぺき』日本発売決定
2025年2月12日、株式会社ポプラ社より翻訳絵本『わたしはBIG!ありのままで、かんぺき』が登場します。原作はワシュティ・ハリソンによるもので、ジェーン・スーによる初の翻訳となります。アメリカでの受賞歴も豊富で、2024年にはコルデコット賞を受賞したこの絵本は、多くの読者の心を掴んでいます。
自己肯定感と個性の大切さ
この絵本は、女の子が「大きい」という自身の特徴を受け入れ、自分らしさを見つける過程を描いています。他者からの言葉に傷つきながらも、自らの力で「決めつけ」から解放されていく姿が印象深く、子どもたちに勇気を与えてくれる内容です。
シンプルな文章と美しいデザイン
本作では、シンプルな言葉で伝えられるメッセージと、ピンクとグレーを基調にした美しいイラストが特徴です。その視覚的な魅力も、読者を惹きつける要素となっています。
ワシュティ・ハリソンの受賞歴
ワシュティ・ハリソンは、黒人女性として初めてコルデコット賞を受賞した著者であり、彼女の作品は常に多くの共感を呼んでいます。『わたしはBIG!』は、アメリカで発表されて以来、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストにも名を連ねました。これまでにも、幾つもの文化的賞を受け、アメリカにおける児童書シーンで重要な地位を築いてきました。
翻訳者ジェーン・スーの想い
翻訳を手がけたのは、知名度の高いコラムニスト・ジェーン・スーです。彼女は「大きな幼児」としての自らの経験を踏まえ、力強く前向きな言葉で本書を訳しています。スーによる翻訳は、ただの翻訳に留まらず、彼女自身の個性と感情が色濃く反映されています。
親子で考えるきっかけ
この絵本は、子どもだけでなく大人にも響く内容です。特に、ルッキズムや自己肯定感について、親子で話し合うきっかけとなり、多くの人々が抱えるコンプレックスや悩みを乗り越える手助けとなるでしょう。
刊行記念イベントのお知らせ
刊行を記念し、ジェーン・スーさんを迎えたトークイベントが開催されます。ゲストには文筆家・エッセイストの伊藤亜和さんを招き、絵本のテーマ「ありのままの自分」や「コンプレックス」について熱いトークが展開される予定です。
- - 開催日時:4月6日(日)
- - 開催場所:オチャノバ(https://hiraku.info/works/1608/)
- - 詳細・応募方法は追ってポプラ社HPで発表予定です。
著者プロフィール
ワシュティ・ハリソン
数々の人気書籍を手がけ、ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラーにも選ばれた著者です。彼女の作品は、多くの 子どもたちに夢や希望を与えています。
ジェーン・スー
コラムニストとして幅広く活躍し、ラジオパーソナリティとしても知られる彼女は、今回の翻訳を通じて新たな視点を提供しています。
『わたしはBIG!ありのままで、かんぺき』は、子どもも大人も共感できる深いテーマを持った一冊。ぜひ手に取って、あなた自身の「ありのまま」を見つける旅に出てください。